伏見区・深草の笑顔あふれるコミュニティ食堂「すながわしょくどう」
こんにちは。季節がぐっと進みましたね。京都子育てネットワークママライターの松田です。
今回、紹介するのは、伏見区砂川学区で定期開催しているコミュニティ食堂「すながわしょくどう」さんです。
子育て中の方向けの記事を書くために、深草支所管内で子どもを対象にした食堂はないかなと探していました。そのときに、すながわしょくどうさんを知りました。コミュニティ食堂とは何だろう?どうやって利用すればいいのかな?などあり、これはママライターの出番だ、と思い早速、我が子を連れて参加してきました。
Instagramのページを開くと、電話受付をしていますと記載されており、早速電話をかけるところからスタートしました。
開催日時、場所は、第二月曜16:30~18:00に、稲荷の家ほっこり2階です。ただ、月によっては祝日やイベントなどの関係で変更がありますので、ぜひInstagram(@sunagawasyokudou2024)等でチェックしてくださいね。
階段をあがっていくと、楽しそうな声が響き渡っています。
私たちは、少し遅れて参加したのですが、すでに大勢いらしていました。子どもだけではなく、幅広い年齢の方がいらっしゃり、コミュニティ食堂だということが一目でわかります。まさしく“大勢で食べるとおいしいね”ですね。
私たちのお近くにいた方が、娘に「何歳かな?」と声かけていただきました。なごやかなやりとりができることも、コミュニティ食堂ならではですね。
この日のメニューは
おにぎり・ポタージュ・サラダ・コロッケ・たこせん・クッキー・ラスク・お茶となっています。
さて、ここからはすながわしょくどうさんへのインタビューです。
–すながわしょくどうさんの設立の経緯を教えてください
「すながわしょくどう」は平成31年4月にスタートしました。ちょうど世の中的にも「こどもしょくどう」が流行り出した頃です。
きっかけは、法人職員(食堂運営のメンバーの一人)からの声でした。
当時鈴塚団地に暮らしていたその職員の娘夫婦が共働きで、孫2人が砂川保育園に通っていました。
その職員もよくお迎えに行っていましたが、周囲を見渡すと核家族が多く、お母さん方も皆さんお仕事をされていてとても忙しそうだと感じていました。
「たまには夕食づくりから解放されてほしい」
「子どもたちには、おじいちゃんおばあちゃん世代と一緒に、にぎやかに食卓を囲む時間を持ってほしい」
その職員のそんな思いから、“まずは自分の孫のために”という気持ちで始めたのが正直なところです。
ちょうど当時の上席だった現理事長に企画を出したところ、賛同いただけたことで実現に至りました。
–すながわしょくどうさんの運営はどのような方たちで行われていますか。
京都老人福祉協会のメンバーで運営をしております(きっちんさくら、ワークパートナーYUI、深草北部包括、稲荷の家ほっこり等)その他関係事業所のボランティアとしての協力もあります。
私たちが参加したこの日は、龍谷大学の学生スタッフの方もいらっしゃいました。
–すながわしょくどうさんを利用したい、利用されるみなさまに一言お願いします。
京都市伏見区の砂川学区で定期的に開催しているコミュニティ食堂です。共生をテーマに子どもから高齢者まで皆で楽しく食事をしています。ご興味のある方はお気軽にお問合せください!
とてもあたたかな笑顔あふれるコミュニティ食堂です。みなさんも、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
■スポット情報
店舗名:すながわしょくどう
住所:京都市伏見区深草稲荷鳥居前町17−4 稲荷の家ほっこり 2階(不定期で龍谷大学等別会場での開催もあり)
電話番号:075-641-2700 稲荷の家ほっこり
営業時間:月に一度、第二月曜日(祝日の場合等変更あり)
16:30~18:00
※参加希望者多数の場合は先着順で申し込みを途中で中止させて頂く場合がございます。