前田敦子、加納(Aマッソ)、むらきゃみ(Aマッソ)、長井短、根本宗子の出演した月刊「根本宗子」第19号『共闘者』の期間限定配信が決定
月刊「根本宗子」旗揚げから15周年を迎えた劇作家・演出家の根本宗子がこの夏TOKYO FMホールで上演し、好評のうちに幕を閉じた舞台『共闘者』の配信が決定した。配信プラットフォームはイープラス Streaming+。
前田敦子、加納(Aマッソ)、むらきゃみ(Aマッソ)、長井短、根本宗子の5名がノンストップで2時間10分を駆け抜けるこの作品。物語が描くのは、高校時代の3年間のみを大親友として過ごした女性たちの、空白の12年間。多面的な人間性、噛み合わないそれぞれの記憶が、疾走感あふれる会話劇で届けられる。
収録は、コロナ禍に根本がたびたびタッグを組み多くの演劇を配信バージョンに納めてきた二宮ユーキが今回も担当。360°の客席を文字通り走り回る5名、飛び交うねもしゅー節全開の台詞たちを配信でより多くの人に楽しんでいただきたい。
■根本宗子コメント
久しぶりの劇団本公演は、忘れられないひとときでした。
本当は1ヶ月公演、地方公演もやりたいくらい、もっともっとたくさんの方に目撃していただきたい作品でした。でも同時に、10日間だからやれた作品でした。そういう、ある種の幻のような熱気を纏った作品でした。わたしが大好きな演劇でした。
2ヶ月経った今、「あれ?なんだったんだろう」と夢の中にいたような気持ちになりますが、映像の編集作業をしていて、そして完成した映像を観て、確かにあの5人がそこにいました。
愛おしくてたまらない気持ちになりました。
劇場に来てくださった方にも、劇場にお越しいただけなかった方にも、楽しんでいただける映像作品になっていると思います。どうか、たくさんの方の心にとまれば幸せです。
是非、一番大切な人のことを思って観ていただけたら嬉しいです。
どんなことがあっても、劇団はわたしの守りたい大切な場所だなと再確認できた15周年記念公演でした。