イモトが動揺「じゅ、18万円！？」
イモトが、「姉らしい、芸能人らしい」買い物をしたことを報告。去年の年末、鳥取から妹と姪っ子2人が東京に遊びに来ていた。誕生日が近かった妹のために、行きつけの古着屋さんへ行き、「好きな物なんでも買ってあげるよ」と言ったイモト。ところが、選んだ服の値札を最後の最後に見て震えたイモト姉妹、「じゅ、18万円！？」
イモトが動揺「じゅ、18万円！？」
イモト妹、姪っ子2人が東京に遊びに来る！
イモト：ちょっと前の話になるんですけど年末に、鳥取から妹と姪っ子2人が東京に遊びに来てまして。姪っ子は3人いるんですけど、今回は中２のモアちゃん、小６のレアちゃん。一番上の高１のユアちゃんは強豪のバレーボール部に入っておりましてなかなかお休みがないということで。なので、今回はこの3人で遊びに来てくれました。
姪っ子たちと「原宿・竹下通り」へ
イモト：今回も・・・姪っ子たちが行きたい所といえば「原宿」なんですよね。どうしても行きたい、と。で、原宿というと、明治通り一帯を原宿と捉えているんだけど、姪っ子たちにとっての原宿は「竹下通り」なんですよね。普段、混んでますので足を踏み入れるのも怖いんですけど。「ベビタピ」というですか（笑）。大きいカラフルな綿菓子だったり。「しなこ」さんという方が有名なんですか（笑）。ラッピングバスが走っているくらいですからティーンに人気があるんでしょうね。そんな場所に遊びに行ったり。
イモト、古着に興味を示す妹を連れて行きつけのお店へ
イモト：あと、妹が＜古着も面白そう。せっかく東京に行くからいつもお姉ちゃんがいつも行くお店に行ってみたい＞というのと、妹の誕生日が1月8日でちょっと早めだけど、お気に入りの洋服が見つかったらプレゼントしようかなと思って原宿に近い「オズ・ヴィンテージ」という古着屋さんに行って。「オズ・ヴィンテージ」さんって、けっこうオシャレ上級者という感じのお店で。ザ・ヴィンテージという物もあれば、クセのあるヴィンテージもあるし、一つ一つのアイテムがカッコよくて組み合わせ次第でめちゃくちゃオシャレになるようなお店なんですよ。
“じゃじゃくちゃ”な姪っ子
イモト：ただね、こういうお店に行っても、さすがに小６の姪っ子にはわからないよ。お買い物に付き合わせて申し訳ないなと思ったけど。ちょうどお客さんのいない時間だったんですね。もう小６のレアちゃんがヤンチャでね～、鳥取の方言でいうところの“じゃじゃくちゃ”なのよ（笑）。思ったことを全部口に言うタイプ。たしかに、わかるよ。お店にはとんでもなくカラフルなニット帽とか、これどう着るの？というようなセーターとか、小６からしたら“おもしろアイテム”みたいな物があるわけよ。
イモト：私もイヤな予感がしたんだけど、さっそくおもしろ帽子をイジるわけよ、＜Qちゃん、これ、被ってみてよ～＞って。それを、いつもお店でお世話になっているスズキさんに見られるのもイヤなわけ、（レアちゃん、頼むから静かにしてくれ！）みたいな感じで（笑）。
イモト妹、ジュンミカミのダウン（ロッキーマウンテンとのコラボ）を気に入る
イモト：で、妹がお店に入ってすぐ＜これ、いい！＞って言ったのが、ジュンミカミさんの冬のアウターで。あたたかそうだしオシャレだし。試着したら、やっぱり良くて。ロッキーマウンテンという老舗のダウンメーカーさんともコラボしているから、デザイン性も良いし機能性もあって。せっかくだから他にも見てみようということで見てみたんですけど、妹の反応からしてもどう見ても最初に試着したジュンミカミさんのアウターがお気に入りの様子なんですよ、買うならこれだなって。
イモト「じゅ、18万円！？」
イモト：私が見てても妹が気に入っているのがわかるから、じゃあそれを誕生日プレゼントにしようと、そこで初めてそのおダウンの値札を見たわけ。私はいつも「オズ・ヴィンテージ」さんに買い物に行くから、なんとなくの相場もわかっているのも踏まえて、初めてそこで値札を見たら、いち、じゅう、ひゃく、せん、まん・・・18万円だったの（笑）。18万円！？じゅ、じゅ、18万円！？ってなっちゃったわけ！ （高っ！）って脳内でパニックが起こったわけ。姉が妹のプレゼントを何か買ってあげるよ、芸能人の姉がね（笑）。内心、18万円にビビって。
イモト：でも、ビビったところを見られたくないわけ、（おお、18万円か、、、）って。で、一緒に妹も値段を見るわけじゃない。1着18万円って、物がすごく良いのはわかっているけど、なかなかすごいことじゃない！？ 私はビビったけど、どうにか＜全然良いよ、誕生日だし好きなものを買った方が良いよ＞と言ったんだけど。妹からしたら鳥取で地道にパートしているわけよ、なんとなくの時給も知っているし。でも、値札を見た瞬間に妹が、＜いい、いい！ こんなのムリムリムリ！出よう出よう！＞って。小さい声だけど、確実に店中に響く感じで（笑）。＜いや、ちょっと待って。出ようは無い、私が何かしら買うよ＞と（笑）。
イモト：その妹とのやりとりを、お店のスズキさんに見られるのもこっちは気まずいわけ。スズキさんは聞こえないフリをしてくれているけど、この姉妹のやり取りの理由もわかってるはずなの、値札を見てだな、と。申し訳ないなと思って。そしたら、そこに水を差すように小６のレアちゃんが＜いくら～？＞って聞いてきて。うるせー！と思いながら＜Qちゃんは買うんだから！＞って言って。妹がほんとにいいからって遠慮したからといっても、他の物よりは、着たい物で長く使える物を買ってあげたいと思うから、姉妹で15分くらい押し問答があって（笑）。
イモト「姉として、芸能人としての見栄が勝った（笑）」
イモト：もちろん、妹の気持ちもわかるし。逆の立場だったら、いい！って言っちゃうから。そこはわかるんだけど、やっぱりそこは姉として、芸能人としての見栄が勝つよね（笑）。もう全然、カードで一括で、みたいな感じでお会計をして。なんなら自分のも買っちゃおうかなって気持ちが大きくなっちゃって。私は東京でいつもこういう感じで買い物してますよって感じで、全然そんなことないんだけど（笑）。
イモト：でも、本当に良い物なんですよ。これを10年、20年、大事に着ることができるものなので。20年も着れば余裕で元も取れるし。そんな感じで妹を説得して。。＜これからは良い物を、長く使っていこう！＞＜1年2万を10年使ったら20万になると、それと同じことだよ＞＜これを20年着てくれたら私は嬉しいよ！＞って、そんなにプレッシャーかけるのもなんだか（笑）。買ったらどうにでもしてくれとは思うけど、それだけ良い物だし。そんなこんなで妹にプレゼントして、ありがとうってなって。東京にいる間は毎日そのダウンを着てくれて。
イモト：鳥取は冬は寒いからね、雪も降ってるし。このダウンで体をあたためてあげてよ、と。だいぶ自分にもセットして。だから、大変でしたよ。自分への説得と、妹への説得と、しかもそれを見られないようにやるという（笑）。もう、大変！ 途中、小６レアちゃんのチャチャも入るし。こんなことをラジオで話すと、後々、（あの時、お姉ちゃんは動揺していたんだ）ってバレるのも恥ずかしいけど（笑）。ま、18万円は動揺するだろうよ！ まあまあ、本当に良いものがプレゼントできたので良かったですね。
(TBSラジオ『イモトアヤコのすっぴんしゃん』より抜粋)