【葵区・アードバークティー】スッキリしたい?癒やされたい? “自分だけのお茶”ブレンド体験
静岡市葵区の浅間通り商店街にあるティースタンド。店内に漂うお茶の香りに誘われて足を踏み入れると、そこには日本茶の新たな楽しみ方が。ハーブやスパイスを加えて、自分だけのオリジナルブレンドティーを作ってみませんか。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ浅間通りで「クラフトティー」を販売
静岡浅間神社の前、浅間通り商店街の中にある「aardvark tea Astand(アードバーク ティー エースタンド)」。約3年前にオープンしました。
外観はガラス張りで商店街を歩いていてもよく見えます。店内に入るとすぐに、心地よいお茶の香りが漂います。
運営会社のAOBEAT(アオビート)・辻せりか代表に、どんなお店なのか教えてもらいました。
AOBEAT・辻せりか 代表:
日本茶のお店です。お茶にハーブやスパイスなどをブレンドした「クラフトティー」を販売しています
寝る前に飲むことをコンセプトにした「スリープティー(50g入り1880円)」や、バナナをブレンドした「トロピカルアイランド(35g入り1780円)」など、ちょっぴり変わったものが多いのが特徴です。
そのおしゃれさも相まって、いま全国各地から注文が来ているのだとか。
自分だけのオリジナルブレンドを作る
ただお茶を購入するだけでなく、特別な体験もできます。自分好みのブレンドティー作りです。
「自分だけのオリジナルブレンドティー」は1人3000円。
辻代表に「どんなお茶を作りたいですか?」と聞かれたので、「集中力アップで」と回答。仕事も趣味も大事なのは集中力。普段使いできるお茶をブレンドしたいと思います。
ベースのお茶の選択
まずは4種類の中からベースとなるお茶を選択します。
・煎茶
・ほうじ茶
・紅茶
・ウーロン茶
どれも農家から厳選して仕入れたもの。今回は香りに引かれて、ウーロン茶をベースに選びました。
ハーブやスパイスを選択
そして12種類のハーブやスパイスから好みのものを決めていきます。季節によってラインナップが変わっていきます。でもこれが、なかなか迷ってしまいます。
AOBEAT・辻せりか 代表:
ペパーミントはメントールの成分が入っているので、気持ちを切り替えたい時とか、まさに集中したい時とかにおすすめです
お茶の専門知識を持つ辻さんほかティークリエーターが、丁寧にアドバイスしてくれるため、納得しながら進めることができました。
最終的にウーロン茶とペパーミント、そして「タイム」をブレンドすることに決めました。
試飲
最後に出来上がったお茶の味を確かめました。
テレビ静岡・弦間アナ:
おお! タイムとミントがすっきりですね。ベースはウーロン茶なのでコク深さも味わえます
気に入った味に仕上がったようです。
静岡発 世界へ向けたブランドの夢
お茶の魅力を伝えるために作ったというこの店。運営しているのは辻さんが代表を務めるベンチャー企業「AOBEAT」です。
写真映えスポットとして観光客にも人気の「茶の間」は、実はAOBEATが始めたもの。全国的にお茶の消費量が減少している中、さまざまな手法でお茶の魅力を発信しているのです。
そんなAOBEATの目標が、店のロゴに込められていました。
AOBEAT・辻せりか 代表:
カップにも描かれている動物がツチブタで、英語にすると「アードバーク」と言うんです。ツチブタは一属一科一目の動物で、唯一無二です。私たちもそういうブランドになったらいいなと思って付けました
またアードバークはアルファベットのAから始まるので、辞書で引くと一番初めに出てくる動物。
日本茶のブランドとして、一番初めに思い浮かぶ大きなブランドになろうと願いを込めたそうです。
東京への出店も考えているそうなので、気付いたときには有名ブランドになっているかもしれません。
静岡から全国へ、そして世界へと羽ばたく新しいお茶の形を模索し続けるアードバークティー。お茶好きならぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
■店名 aardvark tea Astand
■住所 静岡市葵区宮ヶ崎76
■営業時間 10:00~18:00
■定休 火・水
■予約 ブレンドティー体験はじゃらんHPから