犬にまつわる『ギネス世界記録』5選 ワンコたちの信じられないレコードをご紹介
1.世界で最も背が高い犬&世界最小の犬
「世界で最も体高が高い犬」としてギネスに認定されているのは、米・ミシガン州で暮らしていたグレードデンの『ゼウス』です。
2011年10月ギネスに登録されたとき、体高は111.8cm、前足を地面から離して立ち上がったときの高さは223cmに達したといいます。
そもそもグレートデンという犬種自体が平均的に大きい体を持ちます。それでも、平均体高は80cm前後なので、ゼウスが圧倒的に大きな体を持っていることがわかります。
驚くほどの大きさを誇るゼウスですが、性格はとても穏やかで、人や他の動物に優しく接することができる犬でした。
そのため、病院などを訪問するセラピードッグとして活躍したり、近所の子供たちの良き遊び相手になったりもしていたそうです。
反対に、「世界で最も小さい犬」としてギネス登録されているのは、プエルトリコの『ミリー』というチワワです。
体高は9.65cm、体重450gという小ささで、2013年2月21日に認定されました。
誕生時の体重はわずか28g!スプーンにおさまってしまうほどの体だったそうです。
2.世界一長寿の犬
日本における犬の平均寿命は14歳前後とされていて、一昔前に比べてずいぶん長生きになったといわれています。
そんな中、「世界で最も長く生きた犬」としてギネスに認定されているのが、オーストラリア・キャトル・ドッグの『ブルーイー』です。
ブルーイーはオーストラリアで生まれ、29歳5カ月(1910年6月7日 - 1939年11月14日)という世界最高齢記録を持っています。
実はブルーイーのギネス認定後に、さらなる長寿犬として記録を上回った犬もいるのですが、あとになって出生年を確実に証明できるものがないとして取り消されました。
3.世界一吠える声が大きい犬
犬が持つギネス記録は、見た目にまつわるものだけではありません。
ギネス記録には「最も大きな吠え声を持つ犬」も存在します。
2012年10月にオーストラリアで暮らすゴールデンレトリバーの『チャーリー』は、「鳴き声コンテスト」に出場して世界一とされる記録を叩き出しました。
113.1デシベルという車のクラクションやロックのライブコンサートに相当する大きさの吠え声を披露したのです。
4.最も高く飛んだ犬
身体能力の高い犬は数多くいますが、その中でも「世界で最も高く飛んだ犬」としてギネス記録に認定されているのがグレイ・ハウンドの『フェザー』です。
なんと191.7cmに設定されたバーを飛び越えて、2019年にギネス認定を受けました。
アメリカで暮らすフェザーは運動能力が高い上に遊びが大好きで、里親となってくれた飼い主さんと様々なトレーニングに取り組んでいたそうです。
ちなみに、フェザーとともに暮らすボーダーコリーの『ジェロニモ』も、「1分間で犬が縄跳びをした回数」「1分間で犬がダブルダッチを行った回数」で2つのギネス記録を持つ強者です!
5.世界一ボールをたくさんくわえる犬
ギネス記録にはユニークなもののたくさんあり、「世界一テニスボールをたくさんくわえる犬」にはゴールデンレトリバーの「オーギー」が認定されています。
オーギーは一度に6つのテニスボールを口にくわえられるとして、2020年6月にその記録が認定されました。
元々テニスボールで遊ぶのが大好きで、キャッチをさせて遊んでいるうちに、このようなスゴ技ができるようになったそうです。
まとめ
世界には、犬にまつわる様々なギネス記録が存在します。
姿かたちに関するものから、能力に関するものまで色々なものが見られておもしろいですね。
犬の驚くべき能力を発見するのは素敵なことですが、記録を目指すことを意識しすぎて愛犬に無理をさせないように注意してくださいね。