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ダイキンテキサス工場やヒューストン宇宙センター訪問【ハートフルメッセージ】

東広島デジタル

NASAヒューストン宇宙センター

 自動車工場の生産設備メンテナンス業を主力とするメンテックワールド(本社・広島県東広島市)。社長を務める小松節子氏が、仕事や地域活動を通して感じた想いや気づきをつづる「ハートフルメッセージ」。

有意義だった米国の視察

 (一般社団法人)中国経済連合会の2025年度海外視察団の一員として、9月中旬、1週間の日程で米国を訪れました。同連合会は、中国地方の経済界をリードする企業や商工会議所などの経済団体で構成。視察団には、そのトップの方々が参加されました。通常は入ることができない、米国の施設を見ることができ、有意義な訪問となりました。

 視察したのは、オースティン(テキサス州)にあるテキサス大オースティン校や、ヒューストン(テキサス州)にあるダイキンテキサス工場、ヒューストン宇宙センターなど。今回は1週間の日程だったことから、観光は、ほとんどなかったですが、ロサンゼルス(カリフォルニア州)で、大谷翔平選手が所属するドジャースの試合を観戦することができました。

 今回、私が最も見たかったのが、業務用空調機などを生産するダイキンテキサス工場。2012年にグッドマン社を買収したダイキングループ最大規模の工場で、マツダスタジアムの50個分の面積を誇ります。興味を引いたのは、空調設備に取り付けるダクトも合わせて生産していること。弊社もダクトを製造しており、将来、一緒に開発できる機会があることに、思いを巡らせました。

 テキサス大学では、産学官の連携で補助金が獲得できる、技術開発の提案がありました。米国では災害対策に強い思いがあります。粉じん抑制装置を開発製造している弊社では、アメリカ同時多発テロの時、防衛省からの要請を受け、現地に赴いた経験があります。今後アメリカで大学と一緒になって更なる粉じん抑制の技術開発ができるのであれば大変うれしく思います。(メンテックワールド社長)

【小松 節子(こまつ せつこ)プロフィル】
 2002年4月、メンテックワールド副社長就任。2003年4月から同社社長。代表的公職に広島アセアン協会副会長(2013年4月~)、広島県経営者協会副会長(2024年4月~)、サンフレッチェ広島東広島後援会長(2021年1月~)など。

プレスネット編集部

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