【タイプ別】メンズボディシェーバーのおすすめ13選! 選び方も解説
男性の美意識が高まっている昨今。「ムダ毛ケア」はメイントピックのひとつで、清潔感を手に入れるためには、絶対に意識すべきポイントといえる。
とはいえ、脱毛サロンへ通うことは時間的にも金銭的にもハードルが高い。カミソリでムダ毛を処理しようとすると、刃が当たって肌を傷つけてしまうことも……。
そこで選ぶべきが、体毛を剃ることに特化した電気シェーバー「ボディシェーバー」だ。おすすめのアイテム13種類を参考に選び、使いこなして自宅で簡単にムダ毛ケアを実現しよう。
変化する「ムダ毛」への意識
一台持っておいて損はないボディシェーバー
時代の変化と共に、「美」や「清潔感」に対する考え方も変わってきた。ムダ毛との向き合い方も明らかに変化しており、男性の身だしなみを指す「メンズグルーミング」というワードもすっかり市民権を得ている。
こうした流れのなか、メンズ向けボディシェーバーの需要が高まっている。今や「パナソニック」や「フィリップス」といった国内外の大手家電メーカーから続々と商品が発売されており、その人気は高まるばかりだ。
腕毛やすね毛など目につきやすい部位はもちろん、専用のアタッチメントが付属していれば、VIOなどのデリケートゾーンまで全身のムダ毛処理が可能。ボディシェーバーは、間違いなく一台持っておいて損のないアイテムといえる。
メンズボディシェーバーのおすすめ13選
ここからは、メンズボディシェーバーのおすすめモデルを紹介。充電式を9種類、電池式を4種類ピックアップした。
【充電式のメンズボディシェーバー9選】
1:ブラウン/XT5300
顔からつま先まで、全身のムダ毛ケアを一台で完結できる優れもの。水平に寝た毛を持ち上げてカットするサイドトリマーと、短くなった毛やさまざまな方向に生えたくせ毛もしっかりキャッチするセントラルトリマーの2種類を備え、トリマーがあらゆる毛に対応してくれる。
内部で振動する刃をスキンシールドが覆う構造で、振動する刃が直接触れず、肌に優しい設計。VIOゾーンのようなデリケートなエリアでも肌保護アタッチメントを装着することで安心して使用が可能だ。完全防水設計で、丸ごと水洗い、浴室での使用も問題なし。
2:フィリップス/BG7020/15
シェーバーとトリマーが一体型のため、アタッチメントの交換なしでシェービングとトリミングの切り替えが可能。これ一台で、腕、脇、脚、デリケートゾーン、背中、肩、胸、腹部など身体のさまざまな部位のムダ毛をしっかり剃り、整えられる。
自動研磨システム搭載のステンレス刃で、鋭い切れ味を常にキープ。体毛が濃くてもパワフルなトリミングが可能だ。身体の輪郭にフィットしながらスムーズな全身のシェービングを実現する2D密着シェーバーも特徴のひとつ。
3:パナソニック/ER-GK82-K
全身のムダ毛を思い通りに整えたい人のためのボディトリマー。パワフルなモーターを搭載しているうえ、35mmのワイドなカット部で一度に多くの毛を捕らえながらしっかりと剃れる。
切れ味にこだわった日本製の刃でありながら、刃の先端が尖っていないガード刃を採用。カット刃が直接肌に触れない構造で、柔らかい肌でも刃が食い込みにくい。各部位にあわせて持ち方を変えられるI字デザインは、丸みや凹凸のある部分も優しいタッチでなでるように剃るために考え抜かれたもの。
4:GAERUO/QS-031
抗アレルギー性精鋼ステンレス外刃と肌に直接触れない往復式内刃を採用。刃の先端が尖っていないため肌当たりが優しく、肌が弱い人でも安心して使用できる。
ボディシェーバーのヘッド部分は、15°回転角度を調整可能。綱目構造のネット刃が肌にぴったり密着して、太い毛も短い毛も入り込みやすく、剃りにくい部位でも綺麗に深剃りできる。両面ブレード設計で、毛がさまざまな方向に生えていてもしっかりとキャッチ。コストパフォーマンスの高い一台といえる。
5:テスコム/TBT200
本体と2つのアタッチメントで、カラダの気になる部位ごとにムダ毛の処理が可能。すっきりカットから自然なカットまで、ボディヘアを自在にトリミングすることができる。
本体のみの直刃では、胸や腹、手足の甲など、短くすっきりムダ毛をカット。また、長さ調整コームを装着し、毛流れに逆らってなでるだけで、自然なボリュームダウンも実現。毛の長さは、4、6、8mmから選べる。3色のLED点灯により充電残量が一目で分かるのも嬉しい。
6:ヤーマン/HOT SHAVE Trimmer
シェーバーカバー裏面にヒーターを配置。温めることで毛穴が開き、ムダ毛を剃りやすい状態にすることで、スムーズなシェービングへと導く。温感はヒーターのON/OFFを含めた4段階のレベルから設定が可能だ。
剃毛部位を温めながら処理することは、肌に優しいケアとしてもメリットあり。3種のアタッチメントがついており、フェイスからVIOラインまで全身に使用できる。まさに美容機器専門メーカーならではの一台にふさわしい。
7:イウム/マルチトリマー
アタッチメントを使い分けることで、刈り上げメンテも体毛ケアも、これ一本で完結するマルチトリマー。スライド形式で、3~12mmまで4段階の長さを調整できる。
VIO用アタッチメントは、刃が直接肌に触れない安心設計。本体丸ごと水洗い可能で、バッテリー残量・充電状況をランプで知らせてくれるのも使い勝手がいい。リチウム電池を採用しており、最短1時間程度で充電が完了し、50分程度使用できる。
8:コイズミ/KMC0741H
腕や足など全身の気になるムダ毛を短くカットできるボディヘアトリマー。「スキ刈りコーム」が付属し、毛量の調節も楽に行える。
コームがあることで肌に刃が直接当たらず、VIOの毛も優しくカット可能。 本体側はUSB Type-Cコネクタを備え、充電時間、持続時間共に約90分とスピーディーだ。アタッチメントは水洗いが可能で、携帯、収納に便利なポーチも付属する。
9:ブラウン/BG3350
広範囲を素早く処理したい人のための一台。デリケートゾーンにも使用できるよう、肌を保護するためのスキンシールドテクノロジーを搭載し、肌に優しく、安全かつパワフルにムダ毛ケアを実現する。
肌との接触を最小限に抑える、取り付け可能な肌保護アタッチメントが付属。アタッチメントコームを使用した場合は、3mm、5mmで長さの調節ができる。8時間のフル充電で、約80分の使用が可能。
【電池式のメンズボディシェーバー4選】
10 :フィリップス/BG1024/17
ぬれた状態でも乾いた状態でも使える100%防水仕様のボディグルーマー。全身の手入れに使用できる設計で、独自のスキンプロテクターがデリケートな部分を守り、刃が肌に直接触れることなく快適に0.5mmの長さに整えられる。
2方向トリマーと取りつけ可能なコームを使用して、思い通りの方向にトリミングしよう。ただし、体毛が濃い場合は、あらかじめトリミングしておくことがおすすめ。使用時間は最長約45分。
11:ロゼンスター/MS-167
長い毛や癖毛も前後2種のトリマーでしっかりと短くし、最後は中央のネット刃でお肌に優しくツルツルな仕上がり。脇などの処理しにくい部位にもしっかりとフィットする。
トリミングコームで、スネやアンダーヘアなどの自然な毛量調整も可能。防水仕様のため水洗いができ、常に清潔に保てる。WET剃り、石鹸剃りにも対応でき、コストパフォーマンスが高い一台だ。
12:パナソニック/ER-GK21-K
体毛ケアを手軽に始めたい人におすすめ。腕や脚はもちろん、Oゾーンにも届きやすいV字ヘッドを採用しており、刃が届きにくい細かい部分も簡単に手入れができる。
先に紹介した同メーカーの「ER-GK82-K」と同様に、刃の先端が尖っていないガード刃。カット刃が直接肌に触れない構造で、柔らかい肌でも刃が食い込みにくい。本体丸ごと水洗いができるため、毛クズ処理もノンストレス。
13:ケディオス/5001-28
アンダーヘアを熱でカットするヒートカッター。熱線は肌に直接触れないよう、コームの内側にあるため使用も安全。コンパクトで先が細い形状により、細部の処理もお手のもの。
熱で焼き切るため切り口が丸くなり、チクチク感が抑えられる点が大きな魅力。ツルツルに剃るのとは違い、自然な印象にボリュームダウンするというイメージだ。デリケートゾーンの蒸れ、不快感を手軽に軽減しよう。単3形アルカリ乾電池2本で、連続使用時間は約30分。
ボディシェーバーの選び方のポイントを6つ解説
前述の通り、国内外のメーカーから数多くのメンズ向けボディシェーバーが発売されている。特徴や価格帯もさまざまで、どれが自身のニーズに合うのか分からないという人も多くいるだろう。
ここでは、選ぶ際の参考にできる「対応部位」「形状タイプ」「アタッチメント」「防水性能」「手入れのしやすさ」「電源の種類」の6ポイントを説明しよう。
1. 腕や脚だけ?VIOも? 「対応部位」で選ぶ
ほとんどのボディシェーバーは、顔や腕、脚など広範囲の処理が可能。しかし、VIOなどのデリケートゾーンには対応していない製品もある。デリケートゾーンを含む全身の処理が希望であれば、専用のアタッチメントが付属しているモデルを選ぼう。
また、使用する部位に合わせてヘッドサイズを選べるモデルもあり、大きめのヘッドは広範囲、小さめのヘッドは細かい部分での使用に適している。
2.広範囲?細かい場所も? 「形状タイプ」で選ぶ
ボディシェーバーの形状には、主にT字型とI字型の2種類のタイプがある。
■T字型
T字型はヒゲ剃り用のカミソリに似た感覚で使用でき、違和感なく操作できるだろう。両刃で往復することで毛を剃り、腕やスネなど広範囲をさっと剃るのに適している。身体にフィットして剃りやすい特徴をもつ、角度調節機能を備えていればベターだ。
■I字型
ヘッド部分がすっきりとしたI字型は片刃で、剃る部分の視認性が高く、VIOの奥まった場所など細かい部位の処理に強みがある。
身体のどの部位のムダ毛を処理したいかによって、ボディシェーバーの形状を選ぶと良いだろう。
3.部位によって長さを調節したい! 「アタッチメント」で選ぶ
ボディシェーバーを初めて購入する際は、長さ調節の段階が多いアタッチメント付属のモデルを選ぼう。1mm単位で調節できるアタッチメントであればムダ毛をある程度残しながら剃れるため、「ツルツルすぎて違和感……」という失敗を防げる。部位によって長さを調整したい人にも向いている。
また、VIOといったデリケートゾーンにも安心して使用できる、肌保護アタッチメントの有無にも注目しよう。
4.水洗いや風呂場での使用も! 「防水性能」で選ぶ
肌トラブルを防ぐために、常に清潔さをキープしておきたいボディシェーバー。防水仕様であれば水洗いができて、日々の手入れが楽に行える。風呂場での使用が可能な高い防水性能を備えているモデルもある。剃りながら毛を洗い流せるのは、手軽さはもちろん、衛生面でも良い。
ボディシェーバーの防水性能は、「IPX●」という防水等級の●の数字でチェックできる。
「IPX7」の場合、水深1mの位置で30分水没させても内部に水が侵入しないことを示している。IPX7以上の防水性能をもつ製品なら、水洗いや浴室内での使用も可能になる。
また、剃りやすさを大きく左右するグリップの握りやすさも重要なポイントだ。滑り止めがついているモデルなら、ぬれた手でもしっかりと握れるため使いやすい。
5.清潔さが第一「手入れのしやすさ」で選ぶ
ボディシェーバーを長持ちさせ、安心して使い続けるには、普段の手入れが重要。定期的な刃の交換も忘れずに実施しよう。刃が劣化すると、剃りやすさの低下はもちろん、肌を傷つけるためトラブルの原因にもなりかねない。使用後や手入れ後にボディシェーバー内に水分が残ったまま放置するのも厳禁だ。
掃除用ブラシや専用オイルなど付属品の有無やアタッチメントの取り外しやすさも考慮し、楽に手入れができるかをチェックしてほしい。
6. 特徴やシチュエーションを意識「電源の種類」で選ぶ
「充電式」と「電池式」の2種類の電源方式が存在するボディシェーバー。それぞれにメリットとデメリットが存在する。
■充電式
充電式は電池式と比べてパワーが強い点が最大の特徴。充電することで繰り返し使用できるためおすすめだ。バッテリー切れの場合は充電が完了するまで使えないため、事前に電池残量をチェックしておく必要がある。
■電池式
電池式は充電する必要がなく、電池が切れても交換するだけですぐに使用できる点が魅力だ。外出先でも電池を入手しやすい点もポイント。交換用の電池の購入が必要になるため、充電式よりもランニングコストがかかる点には注意したい。
ボディシェーバーとカミソリ・除毛クリーム・脱毛ワックスとの違い
ムダ毛の処理をスムーズにこなせるボディシェーバーは、それなりの価格の物もあるが、持っておいて損はないアイテムだ。より安価に購入できるカミソリや除毛クリーム、脱毛ワックスを使ったムダ毛処理もできるが、肌に与えるダメージや使用後の経過に不安が残る。
カミソリ
コンビニやドラッグストアで安価に購入できるカミソリ。ムダ毛を根元から剃り落してツルツルの状態にできるが、刃先で肌を傷つける恐れがある。ムダ毛の生え始めがポツポツと目立ちやすいため、頻繁に処理をすることで更なる肌荒れや毛が皮膚の下に埋もれる埋没毛の原因になる点に注意したい。また、何度も同じ刃を使っていると切れ味が悪くなり、肌を傷つける恐れがある。
カミソリのメリット:安価に購入でき、ツルツルの仕上がりにできる
カミソリのデメリット:肌荒れや埋没毛の原因になる
除毛クリーム
ドラッグストアやネット通販で手軽に購入できる除毛クリーム。手足の表面に塗布することで、タンパク質に作用する成分が毛を溶かしてくれる。除毛後はツルツルの仕上がりになり、テンションが上がるだろう。使用後は水洗いが必要な点、肌の表面まで溶けてしまい、痛みを感じるといった点には注意したい。敏感肌の人向けのメンズ除毛クリームも販売されているが、肌へのダメージを考えるならボディシェーバーを活用したい。
除毛クリームのメリット:表面の毛を溶かしツルツルの仕上がりにできる
除毛クリームのデメリット:敏感肌の人は刺激を感じることがある
脱毛ワックス
ブラジリアンワックスとして親しまれている脱毛用のワックス。肌の表面にワックスを塗布し、剥がす際にはムダ毛の根元から一気に引き抜ける。ツルツルの肌に仕上げられる反面、剥がす際に痛みを感じる点と、再び生えてきた毛がある程度の長さにならいと使えない点には注意しよう。また、皮膚の下で毛が丸まったり毛穴が黒ずんで見えたりする、埋没毛の原因にもなりやすいため、肌の露出の多い場所に使う際はに慎重に行いたい。
脱毛ワックスのメリット:毛を抜き取りツルツルの仕上がりにできる
脱毛ワックスのデメリット:剥がす際に痛みを感じやすい。埋没毛の原因になる
上記のムダ毛対策ではツルツルの肌が手に入る反面、肌荒れや痛みを感じやすいデメリットがある。ボディシェーバーなら毛を剃る際の長さを指定できるため、自然な仕上がりにできる点がポイントだ。
「自然に整える」で十分
手軽に清潔感を手に入れよう
男性のムダ毛に対する世間の目が、明らかに変わっている昨今。とはいえ、必ずしもツルツルにする必要はなく、自然に整える程度で十分。周囲に対して「気を使っている」という事実や意識が重要なポイントといえるだろう。