青年海外協力隊海外協力隊 秦野から4人派遣 さまざまな職種 4カ国に
秦野市在住の山口愛花さん、勝俣彩さん、草野詩歩さん、坂岡雅志さんが、2024年度3次隊のJICA青年海外協力隊・海外協力隊として赴任するにあたり、3月26日に高橋昌和市長に表敬訪問を行った。任期は2年で、それぞれが赴任する国や支援の内容、意気込みなどを報告した。
山口愛花さん
山口さんが青年海外協力隊として赴任するのは、バヌアツ共和国。首都からプロペラ機で1時間ほどの都市で、廃棄物に関する政策の策定や市民の環境意識向上など、環境教育に携わる。
バヌアツ共和国では以前は食べ物の廃棄物が主だったが、国の発展や人口増などを背景に家電など新しい廃棄物の処理が問題になっているという。赴任を前に山口さんは、「可能な限り現地のニーズに寄り添い、ボランティア活動に従事したいです」と意気込みを語った。
勝俣彩さん
海外協力隊として勝俣さんが派遣されるのは、ラオス人民民主共和国。少数民族の比率が多い地域で、商品開発やサービス業で培った知識をもとに、コミュニティ開発に従事する。
勝俣さんが行くのは手工芸品製造などが盛んな場所。現地の職人との交流や、作り方の模索、新たな商品の開発、ゼロからの企画立案など、特産品の開発や品質向上に携わる。「赴任先で役に立てるよう頑張りたいです」と話した。
草野詩歩さん
作業療法士である草野さんは、青年海外協力隊としてベトナム社会主義共和国を訪れる。
草野さんによると、東南アジアでは教育環境が整っていないため作業療法士が不足し、理学療法士がリハビリテーションを提供している状態だという。現地の病院で現場に入りながら、作業療法士の指導を行っていく。「日本に帰国した時、ベトナムとの架け橋になれるよう頑張りたいです」と意気込んだ。
坂岡雅志さん
ユーチューブの番組制作と、ライフワークの写真作品作りを行っている坂岡さんは、青年海外協力隊としてペルー共和国に赴任する。技術官への写真撮影指導を行う。
高性能なカメラが手に入りにくいというペルーで、美術品などアカデミックな写真を機材がない中で撮影するための技術を伝えに行く。「専門用語が多い世界なのでどう言葉の壁を越えて伝えるかという課題はありますが、一人でもカメラマンになりたいと思ってもらえたら」と意気込みを話した。
報告を受け高橋市長は、「志した思いを忘れず、それぞれの経験を生かし頑張ってほしい。環境も言葉も違うので体には気をつけて、また元気に秦野に帰ってきてください」と激励した。