乾燥してパサつく“食パン”を簡単においしく復活させる裏ワザ「食感がよくなった!」
買ってから日にちが経ったり、お皿に出したのに結局食べなかった「食パン」は、乾燥して固くなってしまいますよね。その食パンをそのまま焼いて食べても、パサついておいしくないと感じることはありませんか? じつは、焼く前の簡単なひと手間で、固くなった食パンをもちもち食感のおいしいパンに変える裏ワザがあるんですよ。
固くなった食パンをおいしく食べたい!
買ってきた食パンを朝食時に1枚ずつ食べていたりすると、最後のほうは乾燥して固くなってしまうことがありませんか? 袋の開封直後はおいしかったのに、乾燥が進むと食感が大きく変わってしまいますよね。
筆者の家でも朝食によくパンを食べるので、固くなった食パンのおいしさを復活させる方法がないか調べてみました。
すると、スチーム機能や霧吹きなどは使わずに、短時間で簡単にできる驚きの裏ワザを発見!
この方法で本当に乾燥して固くなってしまった食パンがおいしくなるのか、実際に試してみました。
固くなった食パンを復活させる方法とは?
1.食パンよりひと回り大きい容器に、水を張ります。深さは、1cmほどの高さまで水が入れられれば十分です。
2.水を張った容器に、食パンの両面をサッと浸します。
食パンの中まで水に浸ってしまうとブヨブヨになって、焼いてもおいしくなりません。
浸すのは一瞬で、食パンの表面に水がつく程度でOKです。
3.トースターで焼きます。
いつもより少し長い時間をかけて焼くのがポイント。
4.焼き上がりました!
焦げ方にムラができてしまいましたが、生地はどうでしょうか?
さっそく食べてみたところ……。
周りはサックサク、中はもっちりとした食感で、理想的なおいしい食パンになっていました!
復活というよりも、「さらにおいしくなった」という感覚です。
注意点は……?
この裏ワザの成功のカギは、水にサッと浸すことです。
じつは、筆者の一回目のチャレンジは、水に浸しすぎて失敗してしまいました。
水が生地の中までしっかりしみ込んでしまった食パンは、焼いても中が生のままで、味も食感もよくありませんでした。
このような失敗を防ぐため、水は表面を軽く湿らせる程度でお試しくださいね!
いかがでしたか?
固くなってしまった食パンを復活する方法はほかにもいくつかありますが、この裏ワザは食パンの表面を水に浸せる器さえあればすぐにできるので簡単でしたよ。
サクサク&もっちり食感のおいしい食パンを味わうことができるので、食パンが固くなってしまったと感じたら気軽に試してみてくださいね!
鈴木杏/ライター