ボランティア団体「むらさきの里 野田ガイドの会」20周年!展示発表会10月2日~8日開催【野田市】
野田市のボランティア団体「むらさきの里 野田ガイドの会」が設立20周年を迎え、活動の様子を伝える展示発表会を野田市役所1階ギャラリーで開催します。
市役所での展示会と記念誌の発刊
「むらさきの里 野田ガイドの会」は2004年、市主催の「むらさきのさとガイドボランティア養成講座」を受講した有志38人で設立。
活動の柱である「街歩きガイド」は、市内の史跡・施設・建物や街並み、自然を案内するもので、今年6月末までに累計7万5226人を案内しました。
展示会では活動の様子を伝える写真と、会員たちのガイドにまつわる川柳も披露。
初日には、来賓を招いてオープニングセレモニーも行われます。
併せて、会の歩みを振り返る記念誌も発行。
先行して9月21日(土)には、野田市の魅力発見ツアー「もの知りしょうゆ館と近代化産業遺産を巡る」を、市と共催で実施しました。
しょうゆの「街」「産業」コースが人気
しょうゆ産業を中心に発展してきた市には、さまざまな歴史的建造物があります。
「街歩きガイド」5コースの中で、人気は「しょうゆの街まちなかを巡るコース」と「しょうゆ産業の歴史を訪ねるコース」。
また、希望に沿った行き先を独自に組むこともできるそうです。
「会員は現在26人。皆ボランティア精神が旺盛で、ご案内した方々との交流を楽しんでいます。リピーターの方がいると、『喜んでもらえたのかな』とうれしくなります」と副会長の芝田栄太郎さん。
ガイドは無料、実施2週間前までに2人以上で申し込みを。
市民会館(旧茂木佐平治邸)常駐案内も
また、土・日曜、祝日には野田市市民会館(旧茂木佐平治邸)に同会会員が常駐。
予約不要で、館内の案内が受けられます。
同館は、しょうゆ醸造家・茂木佐平治家の旧邸宅で、今年築100年を迎える国登録有形文化財です。
大正期の贅を尽くした「お屋敷」が、文化活動の拠点として市民に貸し出され、憩いの場に。
「趣のある庭園に囲まれ、モダンでハイカラな造作が施された大正ロマンを感じる建物です」と芝田さん。(取材・執筆/緑)
会期/10月2日(水)~8日(火)午前9時~午後5時
※初日午後1時~、最終日~午後3時
場所/野田市役所1階ギャラリー
住所/千葉県野田市鶴奉7-1
料金/無料
電話番号/090-2488-7053 野田ガイドの会 芝田
ホームページ/http://noda-gaidonokai.travel.coocan.jp/index.html