鍛え上げた「心技体」披露 平塚、大磯の警察署で武道始式
署員らの日頃の鍛錬の成果を披露する「武道始式」が平塚警察署で1月21日、大磯警察署で22日に実施された。
平塚警察署
平塚警察署では来賓や関係者が見守る中、柔道・剣道の高点試合や五人掛け、逮捕術模範試合が行われた。
石井清一郎平塚警察署長は式辞の中で「署員は任務を全うするため、日夜努力しています。気迫に満ち溢れた試合を見せてほしい」と話し、「武道によって養われた心技体で、市民を守る」と決意を表明。
警察官友の会の石崎明会長は、「安心して市民生活を送れるのは署員の皆さんが日頃から精励されているため」と話し、署員らを激励した。
大磯警察署
来賓を招いての開催は5年ぶりとなった大磯警察署では、柔道と剣道の演武が始まると、「攻めろ」や「ファイト」など声援が署員から送られた。実践逮捕術や特殊詐欺寸劇も実施され、犯罪防止を啓発した。一條裕喜大磯警察署長は「署員の治安維持にかける意気込みを示すことができたと思う」と話した。