「なんかダサい」と見られてしまう40代以降の女性の特徴。スタイリストが解決策を提案
ずっと着続けている服が、どうにもしっくり来なくなってきた...ってこと、ありませんか? そんなお悩みを解決してくれるのが、著書の累計が10万部を突破するパーソナルスタイリストの杉山律子さん。そのなかの一つ『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』(KADOKAWA)では、毎日を楽に過ごすための、誰でもおしゃれになる着こなし術を提案しています。今回はその本の中から、流行にふりまわされることなく、どなたにも役立つメソッドの数々をご紹介します。ふだんのおしゃれに、ぜひ取り入れてみてくださいね。
※本記事は杉山 律子著の書籍『パーソナルスタイリスト直伝 「何を着ても似合わない」を解決するすごい垢抜けテク』から一部抜粋・編集しました。
毎日使うバッグは単色無地
モノグラム柄など、インパクトのあるハイブランドのバッグを持っている方をよく見かけます。せっかく手に入れたのだから、出番を増やしてあげたい!みんなに自慢したい!そんな思いから、毎日のように同じバッグを使っている方も多いのではないでしょうか?
一方で、コーディネートはなんだかしっくりこない......。こんなに素敵なバッグを持っているのに、なぜ?そんなふうに感じている方もいるかと思います。
もしくは、こんなにいいバッグなのだから、おのずとコーディネートはまとまるはず!と信じて疑わない方も......。
なぜ、まとまらないのか?
それにはちゃんと理由があります。順番に解説していきますね。
実は、「色」や「柄」などインパクトのあるハイブランドのバッグって、ほかのアイテムと合わせにくいのです。
「主役」のアイテム。バッグだけならいいのですが、服や靴にも主役アイテムがあると、お互いにケンカして、足を引っ張り合ってしまいます。
服って、毎日変わります。ボーダーTシャツを着たかったり、プリーツスカートを穿きたかったりしますよね。なので、インパクトのあるハイブランドのバッグを万能アイテムのように合わせられるわけはなく......。
ですから、毎日使うのはやめておきましょう。
一方で、ハイブランドであっても、単色無地のバッグであれば、ほかの服や靴と合わせやすいので、日々使うことができます。
もちろん、ハイブランドじゃなくても問題ありません。ほかのアイテムの邪魔をしないということがポイントなのです。
色はやはり、白(白系の「抜け色」も可)、または、黒、ダークブラウンなどの「締め色」がいいでしょう。
ちなみに、インパクトのあるハイブランドのバッグを生かしたいなら、服と靴はシンプルにまとめてください。あなたのあこがれるバッグの広告を思い出してください。モデルさんは白い服を着ていませんでしたか?
バッグを輝かせたいなら、そのほかのアイテムはシンプルに徹する!これがマストです。
服は上下を白にして靴は黒、または、服は上下を黒にして靴は白の「モノクロ」のコーディネートなら、どんな主役バッグと合わせても失敗は回避できます。バッグ以外の色を「白」と「締め色」の2色にまとめるのです。
少しのコツで、コーディネートはぐんと楽になります。試してみてくださいね。
あると重宝する単色無地バッグ
白のエコバッグ
白のエコバッグは使い勝手が抜群。ロゴがなければ、何にでも合わせられるので、ご近所へのお出かけもおしゃれに。
黒のトートバッグ
白の5点セットのバッグの黒バージョン。A4サイズの資料が入る大きさのバッグは、ビジネスでも大活躍。特に、荷物が多い日には重宝します。
黒のミニショルダー
金具や飾りが目立たない、シンプルなものがベスト。アクセサリーとの色合わせを気にしなくてもいいので、コーディネートの幅が広がります。