ただのキャラ制作風景かと思いきや……次元の壁を超えてくるヤンチャ娘に仰天!
編集ソフトで3Dキャラクターを制作しているだけの光景かと思いきや……衝撃の展開に開いた口が塞がらなくなってしまう動画が話題です。
3Dデザイナーの「腱鞘炎と戦うデザイナー」さんの“作業風景”をとらえた1分ほどの動画には、国内外から多くの反応が寄せられ、2.1万リポスト、14万いいねを獲得しています。
動画は編集ソフト「Blender」を彷彿とさせる画面で、3Dキャラクターを制作しているシーンから始まります。
画面の中にはピンク色の髪をした女の子と、緑色の髪をした女の子の2人がいます。ピンク髪の子は初期表示のT字ポーズをとっていて、緑髪の子は……何やら様子がおかしい。
腱鞘炎と戦うデザイナーさんが作業スペースの外をいじっているにもかかわらず、緑髪の子はなぜか勝手に動いています。ピンク髪の子にちょっかいをかけ、反応がないとわかると、今度はなんと画面の方に向かってくるのです。
ウィンドウを押し下げてツールをふっとばすと、ウィンドウの上端に寄りかかって退屈そうに何かを訴えてきます。
その後、腱鞘炎と戦うデザイナーさんはマウスカーソルを緑髪の子に合わせ、メニューバーを何やら操作して、円筒形のオブジェクトを生成。緑髪の子がそれを、ピンク髪の子に投げつけると……。
編集ソフト上のキャラクターが、編集ソフトの壁を壊して現実へと語りかけてくるこの動画。
腱鞘炎と戦うデザイナーさんが作業をしている最中に起こった“出来事”とのことで、一体何がどうしてこんな状況が発生したのかは不明です。
ちなみに2人には特に名前はなく、どちらも「元気で少しヤンチャな子」なのだそう。
動画を投稿した際の文面には「作業に集中できない」と綴られていますが、本当に迷惑というよりは「作業中にネコがキーボードの上に乗ってくる様なもの」とのこと。「かまってあげたい気持ちと作業させてくれという気持ち半々です!」と話しています。
実は腱鞘炎と戦うデザイナーさんが手掛けるキャラクターは過去にも勝手に動いています。ピンク髪の子が、腱鞘炎と戦うデザイナーさんのデザインが気に入らなかったのか、自分で勝手にツールをいじって暴れたのです。
創作の領域ではよく「キャラが勝手に動き出す」という表現が使われますが、この状況はまさにそれ。
暴れられると作業に支障が出てしまいますが、暴れるほど元気なキャラの方が魅力的に見えてしまうので、難しいところです。
腱鞘炎と戦うデザイナーさんに今後のキャラたちについて聞いてみると「また気まぐれに動き出すと思います。じっとしてるのは苦手なようなので…」と話していました。
もしかするとまた同じような動画が投稿されるかもしれませんね。
<記事化協力>
腱鞘炎と戦うデザイナー(治りかけ)(@kensyouen_Y)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025041502.html