『ハイランダー』にドリュー・マッキンタイア参戦決定、ヘンリー・カヴィルの兄弟役 ─ 『ジョン・ウィック』監督の新アクション大作
『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督によるリブート版『ハイランダー』に、WWEスーパースターのドリュー・マッキンタイアが、ヘンリー・カヴィル演じるハイランダー/コナー・マクラウドの兄弟アンガス・マクラウド役で参戦することが明らかとなった。米が報じている。
『ハイランダー』シリーズは、首を斬られない限り死なない「不死の者」と呼ばれる戦士たちが、究極の宝をめぐり、現在と過去を股にかけて戦うファンタジー・アクション。オリジナル版でアンガスは冷静な性格で、不死者のコナーを常に支えるキャラクターとして描かれ、『T2 トレインスポッティング』(2017)などのジェームズ・コスモが演じた。
リブート版でアンガス役を演じるマッキンタイアはスコットランド出身のプロレスラーで、WWE王者2回、2020年ロイヤルランブルの優勝者。俳優としても活動しており、「The Cursed(原題)」や、リブート版で悪役クルガンを演じるデイヴ・バウティスタ主演映画『キラーズ・ゲーム』(2024)にも出演している。WWE出身2人による元レスラー同士の再タッグで、剣戟や肉弾戦で迫力ある戦闘シーンが期待できそうだ。
その他には、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでバウティスタと共演したカレン・ギランがコナーの妻ヘザー役、『マン・オブ・スティール』(2013)でカヴィルと父子役を演じたラッセル・クロウが不死者フアン・ラミレス役で出演。また、『ブラックバッグ』(2025)のマリサ・アベラがブレンダ役で名を連ね、『シャザム!』シリーズのジャイモン・フンスー、『大脱走3』(2019)のマックス・チャンも参加する。
脚本を手がけるのは、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)のマイケル・フィンチ。プロデューサーは、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・H・モリッツ、United Artistsのスコット・ステューバーとニック・ネスビット、スタエルスキの製作会社87 Eleven Entertainment、Davis Panzer Productionsのジョシュ・デイヴィスとルイーズ・ロスナーが務める。
リブート版は2025年9月初めにプリプロダクション(撮影前準備)に入っていたが、カヴィルがトレーニング中にしたため一時中断となり、製作は2026年初頭まで延期される見込み。公開時期は未定だ。
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