支え合いの地域づくりのために 社会福祉法人秦野市社会福祉協議会会長 藤村和静
新年あけましておめでとうございます。日頃から本会事業に対しましてご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
人と人との結びつきが薄れつつある今日、住み慣れた地域で豊かに暮らしていくためには、地域でのつながりが重要と考えています。
そこで、注目されているのが地域の居場所づくりです。現在秦野市には、四か所の地域活動拠点と、六十を超えるサロン活動があります。
まずは、地域の中に、緩やかな人と人とのつながりを増やすことが大切です。誰もが支援の受け手であり、担い手となれる地区社協活動やサロン活動は「支え合いの地域づくり」の原点です。
本会では、これからも、人々が出会い、ふれあい、顔なじみとなれる場を地域の中に作り出していくことで、支え合う地域づくりに積極的に取り組み、地域共生社会の実現を目指して努力してまいります。
結びに新しい年が皆様にとりまして、実りある一年となりますよう心からお祈り申し上げます。