日本一DeNA“ゆく人くる人” 元ソフトバンク笠谷俊介と元阪神・岩田将貴の両左腕獲得、大田泰示は引退
10年で74試合登板の笠谷は背番号199、一軍登板なしの岩田は68
日本シリーズで優勝したDeNAは16日、元ソフトバンク・笠谷俊介投手(27)と元阪神・岩田将貴投手(26)の両左腕獲得を発表した。
育成契約を結んだ笠谷は、大分商高から2014年ドラフト4位でソフトバンクに入団。プロ10年間で74試合に登板し、7勝9敗1ホールド、防御率3.93の成績を残しているが、今季は一軍登板がなく戦力外となっていた。背番号199から新天地で再出発を切る。
岩田は九産大九州高から九州産業大を経て2020年育成ドラフト1位で阪神に入団。一軍での登板はないまま戦力外となったが、二軍では今季46試合で防御率2.11をマークしている左のサイドスローだ。
2022年には二軍で奪三振率9.56をマークしており、中継ぎ左腕として面白そうな存在。実績のある笠谷は育成契約だが、一軍経験のない岩田には背番号68を与えたことから球団の期待度の高さが分かる。
昨オフはオリックスを戦力外になった右のアンダースロー、中川颯を獲得し、今季29試合登板で3勝1セーブ5ホールドをマーク。悲願のリーグ制覇に向け、ブルペン陣の充実を図る。
通算84本塁打の大田は16年間の現役生活に幕
また、15日には大田泰示の引退を発表。東海大相模高から2008年ドラフト1位で巨人入りし、日本ハムを経て2022年からDeNAに加入したスラッガーが16年のプロ野球生活にピリオドを打った。
通算907試合で718安打、84本塁打、343打点、打率.259をマークしたが、今季は一軍出場がなかった。
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記事:SPAIA編集部