Yahoo! JAPAN

【埼玉】本当に美味しいオーガニックカフェ&レストラン10選(前編)

旅行メディア「itta」


実は知る人ぞ知る「オーガニック県」である埼玉県。
特に県北地域には有機農家さんが多く、無農薬や有機栽培で育った美味しい野菜を販売するお店やカフェが点在しています。
今回はそんな埼玉県内にある「本当に美味しい」オーガニックカフェをご紹介します!

「オーガニックカフェ」と聞くと、「健康意識の高い人が好むお店」「身体には良いけれど物足りないかも」的なイメージがあるかもしれませんが、ご安心ください!
こちらの記事では、オーガニックな食べ物が大好物の私が実際に訪れてみて、本当に美味しい!と感じたお店を厳選いたしました!
今回は前編として、5つのお店をご紹介していきます。


美味しいものを食べて宿泊もできちゃう!「泊まれるオーガニックレストランmujaqui」


県北部の寄居町にある「泊まれるオーガニックレストランmujaqui(むじゃき)」は、その名の通り、宿泊施設を併設したレストランです。


築100年超の和菓子屋跡をリノベーションしたmujaqui店内はスッキリと洗練された空間!
オープンキッチンでシェフが調理している姿を眺めつつ、絶品イタリアンをいただけます。


mujaquiのお料理に使われているのは有機のお野菜や天然塩など、身体が喜ぶものばかり。彩りも美しくもちろん味も抜群です。
mujaquiのシェフは、素材の味を引き出すため、味付けはシンプルにすることを心掛けているとおっしゃっていました。

寄居駅の周辺にはレトロな喫茶店や自然を満喫できる玉淀河原などがあり、あまり知られていませんが実は街歩きが楽しい地域でもあります。
知らない街を散策し、お腹が空いたらオーガニックなイタリアンとワインを楽しみ、眠くなったら居心地の良いお部屋でおねむ…なんていう最高な休日を過ごせちゃいますよ。


夕ご飯に利用できるのも嬉しい「有機野菜食堂わらしべ」


比企郡小川町は、有機農業が盛んな地域です。

小川町は農林水産省が取り組む「オーガニックビレッジ〈有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組を進める市町村(出典元:農林水産省HP)〉宣言」をしていて、地域一丸となり有機農業を発展させる取り組みをしています。


そんな小川町にあるのが「有機野菜食堂わらしべ」です。
THE古民家!な店内では有機のお野菜や地元で採れたハチミツ等が購入できるほか、なぜかバリ雑貨もたくさん販売されています。(どうして小川町でバリ雑貨なのか、店主さんに質問するのを忘れてしまいました…!)


わらしべで提供されるお料理は、地元産の有機野菜をふんだんに使った素朴な味わいの品々です。
店主さんのお人柄をうつしたような優しい味のご飯をいただくと、こちらの気持ちまでほんわか優しくなってしまいそう。

オーガニックカフェはわりと早い時間に閉店してしまうお店が多い中、こちらのお店は夜8時半まで営業しています。
夜ご飯の時間まで営業しているのはめちゃくちゃ嬉しいポイントですよね。小川町でのディナーはわらしべで決まり!


お野菜モリモリのワンプレートご飯をいただける「Raw Souk」


野菜をお腹一杯食べたいなら「Raw Souk(ロースーク)」へ!
熊谷駅からバスで約20分の場所にあるRaw Soukは、一見すると倉庫のような外観の建物内にあり、初めて訪れる方は「ここで本当に合っているのかな?」と戸惑ってしまうかも⁉

建物内に入ってみると、これからほかにもセレクトショップや雑貨店等が入りそうな小部屋のあるオシャレな空間が広がっています。
そんなRaw Soukでいただけるのは、オーガニック好きな方もビーガンの方もグルテンフリーをされている方も安心して食べられる、無農薬・有機素材のみを使ったローフード(46度以下で調理された料理)です。

彩り鮮やかな野菜がこれでもか!というくらい盛り付けられたプレートは、特にヘルシー志向を意識していない方でも大満足すること請け合いのボリュームです。(そして美味しい!)


お食事プレートのほかにもスムージーやアサイーボウル、Rawケーキなどのスイーツも充実しています。
ボウルは「映え」必至!美味しくて見た目も美しい上に満腹感もあり、更に体の中から綺麗になれる、嬉しいこと満載のスイーツです。

また、Raw Souk店内ではバターサンドやRawクッキー、ナッツ類等も販売しています。
ナッツ類は、どれを買おうか目移りしてしまうほど種類豊富。迷いつつ選ぶ時間も楽しいですよね!


廃校をリノベーションしたカフェ「分校カフェMOZART」


平成23年に廃校となった「下里分校」の一部をリノベーションしてオープンしたカフェ「分校カフェMOZART(モザート)」では、地元食材をふんだんに使ったランチプレートをいただけます。


ノスタルジックな木造校舎でご飯を食べていると、なんだか小学生だった頃にタイムスリップしてしまったよう⁉
木造校舎独特の懐かしい雰囲気に浸りつつ、食べているのは給食ではなくオーガニックな手作りランチ。最高です。


分校カフェMOZARTでは有機野菜のほか、平飼いの卵や在来種を使ったきな粉など、食材にとことんこだわったお料理を提供しています。

「日替わり下里定食」のお惣菜は一品一品どれも美味しく、そして申し分ないボリューム。
「揚げパン定食」のきな粉味の揚げパンは全く油っこくなく、胃もたれ感ゼロ!食べてみるときっと揚げパンのイメージが変わりますよ。


ご飯を食べ終わったあとは、レトロな木造校舎や校庭を散策してみてください。
教室内に入ることはできませんが、窓の外からなんとも懐かしい雰囲気の教室や廊下を眺めることができます。


また、春になると桜の花に囲まれた木造校舎という、それはそれはフォトジェニックな風景を見られます。
人気店の分校カフェMOZARTは、平日、休日ともに予約してからの来店がおすすめです。


オーガニック食材や自然派雑貨も購入できる「カフェ&ギャラリー温々」


さいたま市見沼区の、田んぼの中の一本道を入った先にある「カフェ&ギャラリー温々(ぬくぬく)」。


雑木林の中にある築170年の納屋を改装した店内では、地元産のお野菜を使った手作り料理やスイーツを提供するほか、2週間ごとに作品が入れ代わるギャラリー展示も楽しめます。

カウンターの窓からは目に優しい緑が見え、まるで森の中に建っているカフェにいるかのよう。
豊かな自然を感じつつ、身体が喜ぶお食事をいただけます。
ついつい時間を忘れてのんびりと過ごしたくなってしまう店内。
温々のドリンクはどれもたっぷりサイズなので、食後はお茶を飲みつつ、アート作品を鑑賞し、ゆっくりと流れる時間を楽しんでみてください。


カフェを堪能した後は、敷地内向かい側にある建物へ。
こちらのショップでは、有機野菜やオーガニック食品のほか、自然派の雑貨等が販売されています。
温々を訪れる度に自然派化粧品や洗剤を少しずつそろえて、生活に取り入れてみるのも良いのでは?


【関連記事】

おすすめの記事