Yahoo! JAPAN

沖縄遠征ジギング釣行で良型カンパチGET!【伊是名島】カジキヒットも瞬殺でラインブレイク

TSURINEWS

伊是名島で仕留めたカンパチ(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

真冬の沖縄は暖かい?年中暖かいイメージの沖縄ですが、実は気温は高くても寒い日が多々あります。そんな真冬の釣り遠征におすすめする服装と釣果情報をお届けします。

伊是名島へ遠征釣行

伊是名島に行くには、那覇空港から名護方面に北上。車やバスで移動し、フェリー乗り場運天港から出発することができます。

伊是名島(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

伊是名島は周囲16.7kmの円形の小さな離島で、周囲には珊瑚礁が広がる美しい海があります。観光地化が進んでいないため、豊かな自然と昔ながらの集落の風景が魅力です。

夕焼けの風景(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

手付かずの自然を楽しめる離島。コンビニもなく、島には信号が1つだけ存在し、車の速度もとてもゆっくり。日常の忙しさを忘れ、島でのんびりと何も考えずに過ごすことができます。

当日の状況

1月30日(木)、天気晴れ、風速5mほど。天気は晴れており、風も収まっていたので、釣りのしやすい日となりました。

当日の海況(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

真冬の沖縄の服装のススメ

今回の遠征では、気温は14〜20度の日が多かった印象です。気温だけ見ると高くて過ごしやすそうに感じますが、海に浮かぶ離島では海風を遮るものがないため、体感温度は寒く感じます。

個人的な感覚では、地元愛知県の10月後半〜11月前半くらいの気温に感じました。

真冬の沖縄での服装(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

筆者がメインで着用していたのは、裏起毛素材で風を通しづらいアウター(メガバス・ブローアタックフーディー)。冷たい海風を防ぐことができ、軽量なので釣り以外でも着心地が良かったです。

インナーは防寒タイプの暖かい素材のものにロンTを重ねました。ズボンはジーンズ、ジャージ、ワイドパンツなど、動きやすい服装で問題ありません。ただし、寒さが心配な方はパッチやレギンスを用意しておくと安心です。

遠征時のパッキング(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

冬の釣り遠征では、カッパや防寒具、長靴など持ち物が多くなります。荷物を減らすために、釣りで使う衣服を事前に泊まり先や宿に郵送するのがおすすめです。

ただし、遠征先に郵送できるか事前に確認し、遠征前日に到着するように手配しておくことが重要です。

ジギングでの使用タックル

沖縄の海は魚種が豊富で、何が釣れるかわからない楽しみがあります。小型のタイ系の魚から40kgを超える根魚まで狙えるため、タックルは強靭なものを選びます。

ロッドはマックスウエイト250gほどのジギングロッド。リールはシマノのオシアジガー2000番クラス以上で、PE4号を300m巻いています。

リーダーは20号前後のハリスを4mほどFGノットで組んでいます。FGノットは強度が高く、結び目が小さくてガイドの通り抜けが良いため採用しています。

基本的な釣り方

基本的にはワンピッチジャーク。根がある場所では、ボトムから5mほど高速ピッチでしゃくり上げ、根切りしてからスローピッチで狙います。

沖縄の魚はヒットすると根に突っ込むことが多いため、なるべくボトムから離れた場所でのヒットを狙います。

ドラグはなるべく強めに締めることをおすすめします。根に潜られないための強めのドラグ設定ですが、フルロックではロッド破損や疲労のリスクがあるため、船長と相談しながら調整するのがベストです。

どんなポイントを探す?

伊是名島沖のポイントは、根が少なくベイトもあまり固まっていない印象。そこで、水深90〜120mのブレイクライン(掛け下がり)を中心に狙います。

GPS魚探を駆使し、等深線(水深の変化を表す線)が密集している起伏の激しいエリアを狙ってゲームを展開します。

ポイントへ移動中(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

良型のカンパチをキャッチ

水深90m→110mにかけて落ち込む地形変化でゲームスタート!魚探にもベイトの反応があり、期待大!すぐに200gのジグを投下し、しゃくり始めるとボトムから5mほど巻き上げたところで突然ヒット!

大物と格闘中(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

地形に岩礁があるかもしれないので、ドラグを締めて一気に巻き上げ、安全範囲に入ったらドラグを緩め、慎重にファイト。上がってきたのは良型のカンパチ!

良型のカンパチをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

カジキがヒットするもラインブレイク

アタリがなくなったため、大型ミーバイの実績が高い伊是名島南方へ移動。屋那覇島周辺の水深100mラインで、船長の名嘉さんが強烈なベイト反応を発見。シーアンカーを入れ、船をスローに流しながら釣行を再開しました。

ベイトが濃いポイントで、ボトムを狙わず中層を攻めると、乗船者3人が同時にヒット!しかし、2人は一気に走られてラインブレイク!

もう1人は、PE4号&リーダー24号を使用していたためフッキング成功。水面に現れたのはカジキ!しかし、強烈なジャンプでラインを引きちぎられました。

最終釣果

最終的な釣果はカンパチ1本でしたが、カジキの大ジャンプを初めて見て感動しました。

また冬の沖縄で、巨大な根魚やカジキと格闘しに行こうと思います。

カンパチの刺身で島民と乾杯(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

<杉浦永/TSURINEWSライター>

【関連記事】

おすすめの記事