ジェイソン・ステイサム最新作『Mutiny』撮影終了 ─ 逃亡者ステイサム、陰謀に巻き込まれ戦う
『ワイルド・スピード』『エクスペンダブルズ』シリーズなどで知られる最強肉体派俳優ジェイソン・ステイサムによる新作アクション・スリラー『Mutiny(原題)』が、イギリスとマルタでの撮影を終えたようだ。が伝えた。
『Mutiny』は、億万長者である実業家の上司が自分の目の前で殺されたことを機に、ステイサム演じるコール・リードが逃走することになり、国際的陰謀に巻き込まれていく物語。『ジョン・カーペンターの要塞警察』(1973)をイーサン・ホーク主演でリメイクした『アサルト13 要塞警察』(2005)やジェラルド・バトラー主演『ロスト・フライト』(2023)など豪快なアクション描写に定評のあるフランス出身の監督ジャン=フランソワ・リシェとのタッグとなる。
撮影完了に際して、新たなキャスト情報も明らかになった。リードの敵役となる悪の首謀者をデンマーク出身のローランド・ムーラーが演じる。アカデミー外国語映画賞候補ともなった『ヒトラーの忘れもの』(2015)にてデンマーク軍軍曹役で主演し評価を博したほか、『アトミック・ブロンド』(2017)やテレビシリーズ「シタデル」などハリウッドでも活躍する実力派として知られている。
その他、「ラスト・キングダム」「ホイール・オブ・タイム」などドラマ出演が続いているリトアニアの俳優アーナス・フェダラビキアスと、クライム・コメディシリーズ「華麗なるペテン師たち」の主演俳優エイドリアン·レスターも出演する。3人の詳しい役どころについては明かされていないが、多様なバックグラウンドを誇る共演者を前に、ステイサムがいかに最強っぷりを発揮してくれるかが見ものとなりそうだ。
本作は制作会社MadRiverPicturesによる契約にもとづき、日本では、松竹が配給をことが、2024年5月時点で明らかになっている。公開情報など詳細が今後楽しみに待たれる。
そのほか、ステイサム出演作としては、最強復讐映画と絶賛を受ける『ビーキーパー』が2025年1月3日日本を控え、新年をアツく彩ってくれそうだ。『エクスペンダブルズ』シリーズで共演しているシルベスター・スタローンとのとなる『Levon’s Trade(原題)』や、『エベレスト 3D』監督によるなど、常に新たな敵が立ちはだかるステイサム。今後も最強を更新しまくってほしい。
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