Yahoo! JAPAN

アップアップガールズ(仮)&吉川茉優、合同リリイベで描いたエモーショナルなシーン

Pop’n’Roll

アップアップガールズ(仮)&吉川茉優、合同リリイベで描いたエモーショナルなシーン

アップアップガールズ(仮)と吉川茉優が、3月26日(水)に東京・タワーレコード錦糸町パルコ店で合同リリースイベントを開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

・アップアップガールズ(仮)の写真 23枚

3月24日(月)に、古谷柚里花、鈴木芽生菜、小山星流、住田悠華の卒業と、青柳佑芽に新メンバーを加えた新体制で活動を継続することを発表したアップアップガールズ(仮)(以下、アプガ(仮))。そして、イベント当日の3月26日(水)に通算12作目のシングル「桜の栞」を配信リリースしたソロアーティストの吉川茉優。吉川はアップアップガールズ(2)の元メンバーであり、アプガ(仮)と両者の関係はアプガグループの先輩後輩という間柄だ(吉川が先輩)。同イベントは、アプガ(仮)にとってメンバー卒業発表後の初ステージとなり、吉川にとってはニューシングル「桜の栞」の初披露の場となる。

大勢の観客が集まる中、アプガ(仮)がステージに登場。古谷は“先日発表があったんですが、5月をもって古谷柚里花、鈴木芽生菜、小山星流、住田悠華がアップアップガールズ(仮)から卒業することになりました。あと1ヵ月ちょっとという短い時間なんですけど、ホントに急なお知らせでみなさんをびっくりさせてしまいました。残りの時間、私たちは精いっぱいみなさんのことを楽しませたいし、みなさんの気持ちをしっかり受け取って、私たちは倍以上で返していきます。アプガ(仮)のライブをまだまだ盛り上げていきたいと思っていますので、最後の最後までよろしくお願いします!”と、卒業するメンバーの想いを代表して語った。グループに残りまた新たなアプガ(仮)を作っていく決断をした青柳は、“アップアップガールズ(仮)は、青柳佑芽に新メンバーを加えてこれからも活動していくことになります……大丈夫かなぁ?”と観客の笑いを誘う。“大丈夫かな?って感じはするんですけど、まあでもやるしかないので。私はできる人なので、みなさん任せてください!”と声を上げ、さらに“大学は卒業できなくても、アップアップガールズ(仮)はまだ卒業しません!”“青柳佑芽、アップアップガールズ(仮)はこれからもこれから頑張っていきますので、どうか応援よろしくお願いします!”と、大学6年生になってしまったことをネタに添えつつ、今後の熱い意気込みを口にし会場は大きな拍手に包まれた。

アプガ(仮)は、何度でも立ち上がる想いをラップする「Again!」でライブをスタート。感情むき出しで歌うメンバーたちを、観客はいつも以上の眼差しで見守る。続く「SAKURA DRIVE」は卒業をテーマにした楽曲。現在のメンバーの心境とシンクロするような別れの寂しさと前向きな想いが書かれた歌詞を、彼女たちは爽やかなメロディで届け、会場はウルっとした空気に包まれる。だが、青柳が“ちょっとしんみりしすぎなんじゃない? もっと声出していきましょー!”とシャウトし、彼女たちは「アッパーカット!」を熱いテンションでブチかます。エモーショナルなロックナンバー「アルストロメリア」を披露し、「あいどる道中 Be Dash!!」では、5人体制の代名詞的な組体操を織り交ぜたパフォーマンスで観客を沸かせる。

現在の5人のメンバーが、アプガ(仮)に加入してから4年3ヵ月が経過した。5人のコンビネーション、個々の観客へのアピール力など、まさに今が最高潮の仕上がり具合いである。アプガ(仮)は、5月3日(土)に原宿RUIDOでグループ結成14周年ライブ<アップアップガールズ(仮) 14th Anniversary LIVE ~ It’s Up To me 心から愛を込めて~>、そして5月6日(火)には飛行船シアターで現体制ラストワンマンライブ<アップアップガールズ(仮)Anniversary LIVE FOREVER YOUNG~それぞれの人生が正解ですっ!~>を開催する。現体制の有終の美を飾るためにも、メンバー5人は熱く激しく楽しいアプガ(仮)のパフォーマンスを、ここからさらに磨き上げていこうという気合いたっぷり。最後に彼女たちは、頑張り続ける想いを伝えるスカナンバー「FOREVER YOUNG」を歌唱し、観客と熱い一体感を作り上げてライブを締め括った。

続いてステージに登場した吉川は、秋田をレペゼンしたラップチューン「BABAHERA」で観客を楽しませる。ここで早くも新曲「桜の栞」を初披露。「桜の栞」は、からっぽペペロンチーノが制作を手がけた、春のエモさあふれるナンバー。吉川は“「桜の栞」は別れと再出発をテーマにしている楽曲です。今日はアプガ(仮)のみんなの卒業もありまして、みなさんの心に響いてしまう曲になってるかもしれないです。でも、アプガ(仮)のみんなもそうだし、今までの想い出を胸に新しく一歩踏み出そうとする方たちの背中を押せる曲になってるんじゃないかなと思います”と曲について語った。吉川は、過去と未来が交差する切なく儚い歌詞を感情を込めて歌唱し、観客の心をグッと掴んだ。さらに吉川は、アップアップガールズ(2)時代にからっぽペペロンチーノが提供した卒業ソング「エンドロール」を披露。エモさと感動をしっかりと伝えたあと、吉川はアップテンポのナンバー「love rescue」「圧倒的スター」を歌唱し会場を熱く盛り上げた。

イベントは、アプガ(仮)の現在のパワー、吉川の歌の表現力とそれぞれの魅力が伝わるライブとなった。なお、現在アプガ(仮)は<アップアップガールズ(仮)新メンバーオーディション2025>を開催しており、さらにアプガグループの新プロジェクト<UP UP NEW AGE ネオアゲ>のオーディションも同時に行なわれている。変化と進化を続けるアップアップガールズ(仮)と吉川茉優の今後の活動にぜひ注目してほしい。

イベント後には、アプガ(仮)の青柳、吉川がコメントを語った。

青柳は、メンバー4人の卒業を観客に直接伝えたことに対して、“やっと直接みなさんに言えたんだなって感じです。変な話、個人的には、言わなきゃ引き返せたかもしれないのに、もう引き返せないところまで来ちゃったなって不安が大きいです。でも今日、ほかのメンバーのファンの人に「ゆめちゃんが残ってくれるから、これからもアプガ(仮)のライブに行くね!」って言ってもらえて、それが心の支えになりそうだなって思えました。なので、これから1人になるわけじゃないんだなって思ったんです。ファンのみんなが卒業するメンバーの想いを背負って来てくれると思うので、これからもアプガファミリーみんなで一緒に頑張っていこうって思いました”と、不安と前向きな想いを率直に述べた。5月6日の5人体制ラストワンマンに向けての期間をどんな想いで活動していくかを聞くと、青柳は“私たちホントに最強の5人なので、約1ヵ月ちょっとの残りの時間でもっともっとアプガ魂を爆発させていきたいです。「Again!」の歌詞で《最後の1秒まで笑えるように》って言ってるんで、絶対笑顔で締め括りたいんですよ。これからの約1ヵ月は「私たち5人は最強で最高だったんだぞ!」ってことを後世に伝えるための時間にしていきたいなって思います。そして最後のワンマンは、メンバーみんなが今までで一番輝いてると思います。なので、ぜひ観に来てください!”と熱くこれからの意気込みを口にした。

続いて吉川に新曲「桜の栞」を初披露した感想を聞くと、“初披露はすっごく緊張しますね。この曲は、私がアップアップガールズ(2)にいた時から楽曲提供してくださっている、からっぽペペロンチーノさんの曲なんです。今回は、春の出会いと別れを儚く切なく書いていただきました。でも、すごく前向きな曲なんですよ。私はアップアップガールズ(2)を卒業して、ソロになってもうじき3年になるんです。なので、私は歌詞の前向きになった側の人ってイメージで歌いました”と、今の自分の目線で楽曲を歌唱したとコメント。アプガ(仮)のメンバー卒業についてコメントを聞くと、吉川は“姫(古谷)とはちょくちょく話はするんですけど、卒業を決めたんだって驚いたし、しかも同時に4人ってことですごいびっくりしました。でも、これまでアプガ(仮)って看板を背負ってずっと頑張ってきたみんななので、それを糧に、これから進む道の先でもアプガ魂で強く頑張ってほしいなって思います”と語った。これからもアプガ(仮)として頑張る青柳に向けて吉川は、“ゆめちゃんにはすごく頑張ってほしいなって思うけど、でもすごく大変だと思うんですよ。だから、頑張りすぎずいろんな人に頼ってねって伝えたいです。アップアップガールズ(2)もそうだし、私もそうだし、周りのいろんな人が支えてくれると思うんですよ。だから焦らずゆめちゃんのペースで頑張って、また新たなアプガ(仮)を再構築して大きなグループにしていってほしいなって思います”とエールを送った。

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 発売記念イベント開催決定! 来栖りんさんら豪華声優陣出演のビジュアルノベルゲーム『桜色の夢を見て、僕は君に恋をする』テーマソングのメイキング映像が公開!

    声優グランプリ
  2. 【沖釣り釣果速報】60cm級も確保!イシダイ釣りで船中18匹の爆釣(三重)

    TSURINEWS
  3. 猫が『ゴロゴロ言わなくなった』理由3選 ちょっと心配な不調のサインの場合も

    ねこちゃんホンポ
  4. 新潟アンテナショップが好業績! 関西拠点は5年連続増収、首都圏拠点も好スタート

    にいがた経済新聞
  5. センス溢れる神戸元町のベーカリー『KOKOSICA(ココシカ)』でランチを堪能 神戸市

    Kiss PRESS
  6. 【全国調査】宗教法人数ランキング公開 新潟県上越市2位・長岡市6位にランクイン

    にいがた経済新聞
  7. 早朝から津波情報に終始した7月30日の日本。邦丸・内藤が感じたこと

    文化放送
  8. 駅ナカでぐっすり! 博多駅に仮眠のための個室ラウンジ「RelaQ」8月に実証実験! 特急グリーン車の座席活用

    鉄道チャンネル
  9. YouTubeも禁止対象に!オーストラリア、子どものSNS禁止法を年内に施行

    文化放送
  10. 男性の育休取得率、過去最高の40.5%に上る 22年度から2年連続で大幅に上昇 厚労省

    月刊総務オンライン