兵庫県立美術館「注目作家紹介プログラム」で森山未來×梅田哲也の特別コラボ展 神戸市
兵庫県立美術館(神戸市中央区)で12月21日から3月9日までの期間「注目作家紹介プログラム チャンネル15 森山未來、梅田哲也《艀(はしけ)》」が開催されます。観覧無料。
「注目作家紹介プログラム チャンネル」は、同館が今こそ紹介したいと考える注目作家を取り上げ、同時代を生きる作家と来館者がさまざまな「チャンネル」を通じ出会う機会になることを目指し2010年より企画されています。
2025年1月17日で阪神・淡路大震災から30年となることから、2024年度の第15回は企画展「1995 ⇄2025 30年目のわたしたち」と連動する特別な回として開催。2つの展覧会は会期をあわせ、「チャンネル15」には企画展にも参加する森山未來さんと梅田哲也さんを招き、二人の共同プロジェクトを館内のさまざまな場所で展開します。
兵庫県出身でダンサーや俳優として領域をまたぎ身体的表現を展開する森山さんは近年、レジデンス施設「Artist in Residence KOBE (AiRK)」を発足させるなど神戸の芸術振興活動にも取り組む中で、多くの魅力的な人や場に出会います。
よりクリエイティブなつながりや展開を企図する森山さんの呼びかけに、今回、インスタレーションやパフォーマンス、音響作品などの発表を国内外で続けるアーティストである梅田哲也さんが応える形で実現。両名が震災から30年目の神戸でリサーチを行い、新作を制作、発表します。
阪神・淡路大震災を経験した森山さんと、発表の場と深く交わる作品で知られる梅田さん。震災との距離感が異なる2人の共同作業により、日常の中にありながら見過ごされている世界への新たな入口を開きます。
震災30年の節目にあたり、企画展示室での特別展「1995 ⇄2025 30年目のわたしたち」をはじめ、常設展示室での「コレクション展」、「Ando Gallery」など、同時期に館内各所で関連企画を開催し、全館一体となった取り組みを行います。
<記者のひとこと>
企画展「1995 ⇄2025 30年目のわたしたち」と合わせて鑑賞したいこの展示。「コレクション展」、「Ando Gallery」など、いろいろな所で関連企画を開催するとのことで、いまから要チェックです!
開催期間
2024年12月21日(土)~2025年3月9日(日)
場所
兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
時間
10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日
月曜日、12月29日(日)~1月3日(金)
※ただし1月13日(月・祝)と2月24日(月・振休)は開館
※1月14日(火)と2月25日(火)は休館
観覧料
無料