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壱岐沖のボートロックフィッシュゲームでアコウ8尾キャッチ【福岡】インチクにヒット

TSURINEWS

赤穂キャッチ(提供:週刊つりニュース西部版APC・石田一聖)

10月9日、朝晩やっと涼しくなったものの日中はまだまだ暑いのでなかなか防波堤や磯釣りも厳しい。少しでも涼しく釣りをするため今回は壱岐沖で短時間でのボートロックフィッシングへ。

壱岐沖でロックフィッシュゲーム

西日が傾き始める午後4時ごろに港を出港し、日が暮れる直前までの約2時間30分だけの釣り。自分のロックフィッシングの仕掛けなどは極力シンプルにオリジナルのインチクを使用する。

ロックフィッシュ狙いの仕掛け(作図:週刊つりニュース西部版APC・石田一聖)

潮の流れや風向きによってオモリの重さを替えるため10号から30号までのホゴオモリの下部にハリスを通す穴をドリルで開けてリングで止める。タコベイトはその日のパターンに合わせるため赤色、蛍光グリーンなどさまざまなタコベイトを使い分ける。ハリスはシーブレードの8~10号でハリはジギング用のハリを使用する。

ポイントは港から5分とかからない場所なのですぐに到着。以前から開拓しているポイントだがアコウやオオモンハタなとがよく釣れる。早速ボートのエンジンを止めて流し始める。潮はそんなに速くもなくゆっくりと東向きに流れている。水深は10mから30mくらいの岩場を中心に流し、仕掛けが底に着いたらすぐにただ巻きするだけ。巻くスピードはその日のパターンにもよるが、1秒間に3回転くらいが基本のスピード。

良型アコウ浮上

そうしていると早速ロッドをひん曲げていく強烈なアタリ。締めていたドラグから一瞬ラインが出ていくほど。これはアコウの良型だと確信し水面まで慎重にやり取り。やはり水面を割って現れたのは良型アコウ。アタリから強烈な引きがとても楽しい。無事船に上げてお腹の空気を抜いて船内のイケスに入れる。

アコウ手中(提供:週刊つりニュース西部版APC・石田一聖)

それからそれを上回るサイズは出ないものの、コンスタントにアコウを釣り上げていく。かなりのペースで釣れていたので早めに帰ろうと思っていると、魚群探知機にイワシと思われる群れが船の真下に反応しているので、試しに仕掛けを入れてみると、何と20m付近でロッドを一気に海中まで持っていかれて耐える間もなく一瞬でハリスが切れてしまった。

この辺りには大型のヒラマサやサワラなどもいるようだが正体が分からず悔しい。落とし込みの仕掛けも持っておくべきだったと反省するも時すでに遅しだ。次回は必ず仕留めてやると意気込んで港に帰った。

結局、この日はアコウ8尾とまずまずの釣果。これから水温も下がって行き海の活性も高くなるので期待しよう。

<週刊つりニュース西部版APC・石田一聖/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2024年11月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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