決算書は複数枚あり、初心者には分かりづらい!決算書を見るときの大事なポイントとは?【図解 株式投資の話】
決算書を見るときのポイントは「売上」と「利益」【図解 株式投資の話】
決算書の見方
企業の決算書は複数枚で構成されています。
初心者の方は決算書の見方がわからないと思います。
決算書は、本決算の「決算短信」と、第1~3四半期の「第●四半期決算短信」があります。
ここでは、決算短信の見方を簡単に説明します。
重要なことは1ページ目に書いてあります。
決算書の1ページ目に書かれているのは主に以下の3つです。
①前期の業績結果
②配当
③今期の業績予想
まずは「前期の業績結果」を見ましょう。「売上」と「経常利益」に注目します。前期の売上と経常利益が、前々期に比べて増えたのか、減ったのかを調べます。当然、増えたほうがいいです。
次に、「配当」を見ましょう。今期の配当予想がいくらなのかを調べます。前期よりも増えていたほうがいいでしょう。
最後に、「今期の業績予想」を見ましょう。ここでも、「売上」と「経常利益」に注目します。今期の売上と経常利益が、前期に比べて増えそうなのか、減りそうなのかを調べます。当然、増えるほうがいいです。
中長期の投資であれば、「売上」と「経常利益」が順調に増え続けている企業の株がいいでしょう。
1ページ目の業績を見て、「投資してみたい」と思ったら、2ページ以降にも目を通しましょう。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 株式投資の話』