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「毎回、ウガンダで7、8キロやせて帰ってくる」それでも駐在員がアフリカに惹かれる理由

文化放送

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、6月25日の放送にNPO法人テラ・ルネッサンス職員、田畑勇樹が出演した。田畑は現在26歳で、今月、ウガンダでのNGO活動をまとめた著書『荒野に果実が実るまで 新卒23歳 アフリカ駐在員の奮闘記』を発売している。

田畑勇樹「メディア初登場の初生放送で、緊張しております。普段はウガンダで活動していて、3日前に帰ってきました。半年に一度ぐらい、日本に戻ることがありまして」

大竹まこと「食料事情があって、干ばつやいろいろなことが起きて、ウガンダが大変なことになっています。大学を卒業してすぐに自ら志願してアフリカへ行ったと」

田畑「もともとは高校生のとき、『(世界の村で発見!)こんなところに日本人』という、海外で活躍する日本人を探しに行くテレビ番組がありまして。千原せいじさんがアフリカに行くのを見たり、アフリカに関する本を読んだりしながら関心を持ちました」

大竹「体の線が少し細いように見えます」

田畑「毎回、日本に帰ってきたとき増量してウガンダで7、8キロやせて。半年いるとやせますね。日本はいつでも3食、好きなものを食べられますけど向こうだとそうもいかず」

大竹「アフリカに惹かれて。アフリカのどこへ行ったんですか?」

田畑「最初が大学生のとき、ウガンダにバックパックを背負って一人旅、みたいな感じで行ったのが始まりで。1ヶ月そこにいると、もう少し長くいて知りたいな、と思い、アフリカのルワンダの大学に留学して」

大竹「ルワンダってツチ族とフツ族が大変なことになって。ジェノサイドがあって」

田畑「ジェノサイド自体は1990年代にあり、いまは紛争が終わり、新しい政権が国を安定させている、といわれて。比較的治安は良くて、行きやすい国だったので留学できた、というのもあります」

大竹「留学のとき自分が抱いていたイメージとウガンダやルワンダは違っていた?」

田畑「はい。アフリカと聞くと日本の人からすると自分とは遠い、あまりイメージがつかないような場所で。自分もそうでした。アフリカで長く生活する中で友達ができ、友達が紛争というバックグラウンドを抱えながらどう人生を生きているのか、ということに出会っていくうちに、もっと仕事がしたいな、と思うようになり、いまに至る、という感じです」

大竹「新卒でウガンダに渡った。周りの方の反応は?」

田畑「『大丈夫か』『きっと後悔するぞ』と。大学まで行って就職するチャンスもあるのに、なぜアフリカなんだ、とはすごく言われました」

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