Yahoo! JAPAN

6.4万人が目を疑った〝わらび餅〟の驚きの正体 どう見てもとっても柔らかそうなのに...

Jタウンネット

キボリノコンノ(@kibori_no_konno)さんの投稿より

「着色しなくても美味しそうな木彫りを作ってみました!」


【画像】驚きの正体を見る


そんなポストがX上に投稿され、話題になっている。

美味しそうな木彫り......とは?

「木彫りであっと驚くもの」をコンセプトに作品作りを行うキボリノコンノ(@kibori_no_konno)さんが2025年3月11日に投稿したのは、箸がつまみ上げた、一切れのわらび餅。

きな粉たっぷりで柔らかそう。しかしその正体は、硬い木。

木目も残っていて確かに木なのに、もちもちプルプルしていそうなのが不思議すぎる!

作品名は、「木のまんまわらび餅」。

氷やコーヒー、生卵......などなど、様々なモノを木彫りで表現してきたキボリノコンノさん。その作品には多くの賞賛と同時に、「着色してしまうと木であることの意味がないのでは」という声が寄せられたことが何度かあったという。

「私自身は『木であることの意味』を表現しようと思っているわけではないのですが、人それぞれ好みもありますので、そんな方にも楽しんでいただけるような作品に挑戦してみたいと思い今回の無着色作品を制作しました」(キボリノコンノさん)

わらび餅が箸で摘ままれて伸びている状態を固定することはできないため、形を再現するためには苦心したという。本物のわらび餅を何度も観察し、木彫り化する前に油粘土での検証も行うなど、準備に手をかけている。

きな粉のようにかけられているものは、木材を削った際に出た木の粉だそう。さらに、餅を摘んでいるお箸まで自らの手で作ったものなのだとか。

20時間かけて作られたその繊細な仕上がりに、多くの人が混乱を余儀なくされている。

この写真に、Xユーザーからは6万4000件を超えるいいねのほか、こんな声が。

「木目が見えてるのに柔らかいとはこれ如何に」 「これは ぜーったい柔らかいはずっ!」 「美味しそうすぎるー!」 「普通にわらび餅だと思ってスルーしかけましたw」

「素材を活かす」とはまさにこのこと。木自身も、まさかこんな風に〝伸びる〟とは思いもしなかっただろう。

このわらび餅は、鉛筆の芯をいろんなものに化けさせるシロイさん、超絶リアルなイラストを描く慧人さんとの3人展で展示中。

23日午後4時まで静岡県浜松市「春華堂 POP UP STORE KANDA」で開催されているので、お近くの方は駆け込んでみては?

(ライター:Met)

キボリノコンノ(@kibori_no_konno)さんの投稿より

【関連記事】

おすすめの記事