元SC選手瀬沼さん 「続ける大切さ」伝える 淵野辺東小で「夢授業」
昨季限りで現役を引退した上溝出身の元プロサッカー選手・瀬沼優司さんが3月12日、淵野辺東小学校を訪れ、「夢」について語る授業を行った。
瀬沼さんは2023年の夏から約1年半、SC相模原でプレー。現在もSC相模原の「ジモトアイアンバサダー」として地域とクラブをつなぐ役割を担っている。この日は卒業を目前に控えた同校の6年生約140人に向けて講話。「夢を叶えるために一番努力したこと」として「苦しいことがあっても『続ける』こと」と話し、自身の経験や思いを伝えた。
質疑応答の時間になると、児童たちは憧れの元選手に直接質問できるとあって大盛り上がり。瀬沼さんは「仲間と関わるときに大切にしていることは」「どのくらい練習したのか」といった質問に丁寧に答えた。参加した児童は「かっこよかった」「ずっと続けていたという話が印象に残った」と嬉しそうに話していた。
瀬沼さんは授業を終え、「思い通りにいかない時も苦しい時もあるが、子どもたちには負けないで踏ん張って前に進んでいってほしいと伝えたかった」と振り返った。