いつも捨てる空パックが「排水口」にこびりついた油汚れやヌメリを落とす→“意外なもの”が掃除グッズに!
冷蔵庫に牛乳を常備しているというお家は多いと思いますが、飲み終えた「牛乳パック」は、そのまま資源ごみで捨ててしまっていませんか? じつは、捨ててしまう前に意外な活用法があるんですよ。今回は、空になった牛乳パックをキッチンで便利に活用する裏ワザをご紹介します。
空の「牛乳パック」はそのまま捨てないで!
冷蔵庫に「牛乳」を常備しているご家庭も多いと思います。筆者の家でも定期的に買っていますが、飲めば当然出るのが空き容器。特に育ち盛りの子どものいる家庭では、牛乳パックごみが頻繁に出ますよね。
そこで、なにかに使えないか調べてみたところ、空き牛乳パックをキッチンで使う意外な活用法が見つかりました。それはなんと、牛乳パックを排水口の掃除用ブラシにしてしまうという驚きの裏ワザ!
実際に使ってみたので、作り方と感想をご紹介します。
「牛乳パック」を掃除に活用する方法とは?
掃除用ブラシの作り方
【材料と道具】
・牛乳パック……1リットルのものを1つ
・輪ゴム……2本
・はさみ
【作り方】
1.牛乳パックを開きます。底面は使わないので切り落とします。
2.飲み口のある上部分の上から約2~3cmほどのところに軽く折り目をつけます。
しっかり折るとあとで使いづらくなってしまうため、軽く跡がつく程度でOKです。
3.牛乳パックの上部分に5mm幅の切り込みを入れて、ブラシ状にします。
2で折り目をつけたところまで、2~3cmほどの深さに切ります。
4.牛乳パックを端から少しずつ巻きます。
硬い素材のため若干やりづらさを感じましたが、何度か巻き直して折り跡をつけながら巻いていくと、細いきれいな棒状になりました。
5.細く巻いた牛乳パックに、輪ゴムを2本留めたら完成です。
キッチンの「排水口掃除」に使用
牛乳パックで作ったブラシで、実際に排水口を掃除してみました。
フタやゴミ受けの裏側のフチについた汚れも、ブラシでこするときれいに落ちました。
封水が入っている部分やパイプ部分にも問題なく入ったので、しっかり掃除できました。
牛乳パックブラシは水周りの掃除に使える!
実際に試してみた結果、牛乳パックで作ったブラシは、こびりついた油汚れやヌメリをヘラのようにしっかりこそぎ落としてくれました。硬さとしなやかさがあり、意外にも使いやすかったです。
キッチンだけでなく、「お風呂場の排水口」もこのブラシで掃除してみました。長さのある棒なのでカビやヌメリに触れることなくこすり洗いができ、掃除後に汚れたブラシをそのまま捨てられるのも便利! 憂鬱な排水口掃除が格段にラクになりました。
牛乳パックが空になったら、ぜひお試しくださいね。
鈴木杏/ライター