「ワンオペのワーママ」が手放した“3つの家事”「やめたら家事が減った!」「やめても問題なかった…」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。仕事と育児をこなしながら、毎日家事に追われる日々……。1日の限られた時間で家事をこなすために、わたしは“やること”を手放しました。ここでは、子ども3人のワンオペワーママのわたしが、思い切って「やめた家事」をご紹介します。
やめた家事1.家中の布マットの洗濯
マットがあると見た目はかわいいけれど、汚れが絡みやすいうえに洗濯も面倒。ずれたらその都度整えなくてはなりません。
わたしは家事の中でも、洗濯が大の苦手。できることなら「洗い物は少しでも減らしたい」という思いから、家中の布マットをすべて処分しました。
冬場はさすがに寒いので、リビングのラグだけ布製のものを使っていますが、玄関やトイレはマットを敷いていません。
マットがない暮らしを始めてからは、休日の洗濯がぐんとラクに! マットがないと掃除がしやすいので、むしろ家の清潔感がアップした気がします。
やめた家事2.三角コーナーの使用
生ごみの一時置き場として使っていた三角コーナーは、汚れたときのお手入れが大変。ぬめりが酷く、イヤな臭いの原因になっていました。三角コーナーがあると、シンクの水気で生ごみが湿り、悪臭を放つ原因になっていたんです。
三角コーナーを処分した今は、簡易的なごみ受けをシンク外に用意。シンク内に生ごみを溜める習慣がなくなり、溜まったごみをこまめに処分する習慣が自然と身につきました。
やめた家事3.トイレブラシのお手入れ
こまめにトイレ掃除をしていても、お手入れに使う「トイレブラシ」の掃除を忘れていませんか?
掃除を終えた後、便器の水ですすぐだけでは汚れは十分に落ちません。それどころか、残った水気で雑菌が繁殖し、臭いの原因になることも……。
視覚的にも、トイレで汚れたブラシが目に入るのは、決して気持ちがいいものではありません。そこで、思い切ってトイレブラシを処分!
今はトイレブラシのお手入れから解放され、便器をスポンジで直洗いする効率のよさがやみつきになっています(笑)。便器を直接こすって洗うので、洗い残しが出ません。
直洗いに抵抗がありましたが、しっかり手袋をはめて勢いで“ドボン”したところ、2~3回で慣れました。
くふう次第で家事は減らせる
いろいろなタスクをこなしながら、家事を完璧に行うのは困難です。
自分の体はひとつだけ。無理なく家事の負担を軽減するためにも、ぜひ「やめ家事」の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア