奥大山のきれいな水が生む澄んだコーヒー。廃校の理科室で焙煎される「奥大山の水洗い珈琲豆」|鳥取県江府町
こんにちは、うがちゃんです。
鳥取県の道の駅や土産物店でよく見かける
『奥大山の水洗い珈琲豆』。
今回はこの珈琲豆のおいしさの秘密を
ご紹介します~!
奥大山の水洗い珈琲豆
鳥取県江府町にある廃校の理科室。
ここにあるのが…
『奥大山の水洗い珈琲豆』の焙煎所です!
「お~!よく来てくれましたね~!」と
明るく出迎えてくださったのが
この焙煎所を営む遠藤明宏さん。
実は…
江府町方面の取材に訪れた際に
たまたま焙煎所を訪れたことをきっかけに…
いろんなご縁が合って、プライベートでも
鳥取や岡山の秘境スポットを
案内していただいたり・・・
仲良くさせていただいてます!
(ありがとうございます!!)
水洗い珈琲豆を作るきっかけ
焙煎所を営む遠藤さんは、もともと千葉県の出身で東京にある大手食品メーカーに勤務。
定年後に何かやりたいな…と漠然と考えていたそうです。
そんな時にとある転機が…
自分で焙煎した珈琲を飲むことを趣味にしていた遠藤さん。
たまたまインターネットで“輸入コーヒーの生豆は土埃などで汚れており、水洗いすると泥水が出てくる”という情報を目にしました。
ほんとかな…?と思いつつ、実際に試してみると…本当に泥水が出てきたそう!
そして…水洗いした珈琲を飲んでみると、雑味がなくてスッキリした味わいになっているのを実感したそうです。
ちょうどこの時に、鳥取県倉吉市出身の奥様が高齢となる両親を心配しUターンを希望していました。
それならば一緒に鳥取県に移住をして、“奥大山”の水で珈琲豆を水洗いしてみたいという思いが強くなったそうです。
奥大山の水が使用できて、焙煎機などを置ける場所を探していたところ、運命のように出会ったのが…
この奥大山にある廃校となった理科室でした!
理科室ならではの作りが珈琲豆の水洗いにもピッタリで、広い教室には焙煎の機械なども置くことができました。
このようにして『奥大山の水洗い珈琲豆』がスタートしました。
奥大山の水洗い珈琲豆のこだわり
『奥大山の水洗い珈琲豆』は遠藤さんひとりで、すべて手作業で丁寧に丁寧に作られています。
生豆を奥大山の水できれいに水洗いし、割れている豆などを丁寧に取り除いた後に焙煎していきます。
温度管理をしながらじっくり焙煎していると珈琲ならではの香ばしい香りが広がっていくそうです。
焙煎後、最終選別を行い、欠けや割れた豆、形の悪い豆がないか確認していきます。
丁寧に手間暇をかけて…粒の揃った美しい珈琲豆が出来上がります。
実際にいただきました!
実際に遠藤さんに珈琲を淹れていただきました。
淹れ方のコツは…?
①お湯は抽出しやすい温度である80~90℃のものを準備。
②中心から外側へ…外側から中心へ…
まんべんなく偏りがないようにしっかりお湯をかけていきます。
③30秒ほど珈琲を蒸らすようにして待ちます。
しっかり珈琲を蒸らすと、おいしさが出てくるそうなので最初の蒸らしは大切!
④30秒待ったら同じように中心から外側へ…外側から中心へを繰り返します。
早速いただきます…!
雑味がなくスーッと入ってくるすっきりした味に驚きました。冷めても味わいが変わらず最後までクリアな味わい。
一度飲んだらほかの珈琲には戻れないです!
奥大山の水洗い珈琲の取り扱い場所
奥大山にある理科室内は焙煎所のみでカフェではありませんのでご注意ください。
『奥大山の水洗い珈琲豆』は鳥取県内の道の駅や百貨店などで購入が可能です。
詳しくは公式HPよりご確認ください。
またオンラインでの販売もあるので遠方にお住まいの方も注文することができます♪
2024年の秋から台湾にも出荷がスタートしたそうで、この奥大山の水で丁寧に洗った珈琲が世界でも楽しめるようになったそうです!
商品の情報
奥大山の水洗い珈琲豆
<公式HP>
電話: 0859-72-3251
休業日:日曜日・祝日・年末年始