犬が見せる『あざとい仕草』6つ 可愛いだけで済ませてはいけない?注意が必要な場合も
犬が見せる『あざとい仕草』
1.上目遣いで見つめる
犬は目線が低いので、飼い主を見るときには自然と上目遣いになります。ウルウルの目で見つめられたらつい甘やかしてしまいますね。
犬と飼い主が見つめ合うと、互いの脳内ではオキシトシンが分泌されます。これは幸せホルモンと呼ばれ、犬も飼い主も幸せな気分になって免疫力も上がり良いことずくめです。
2.飼い主に体をこすりつける
愛犬が体をスリスリしてくることはありませんか?犬は大好きな人にニオイに包まれていると幸せに感じます。
犬があなたに体をこすりつけてきたら、『あなたのことが大好き』『あなたのニオイがついていると安心』と愛情表現をしている証拠です。
3.お腹を見せる
犬にとってお腹を見せる行為は『あなたに逆らう気はありません』という服従の意味があります。
イタズラをしたあとにゴロンとお腹を見せる犬は多いのではないでしょうか?かわいいのでつい許してしまいますね。
また散歩中に他の飼い主に会ったら寝転がってお腹を見せる犬もいます。過去にお腹を見せたら撫でてもらえた、おやつをもらえたという経験があると犬はこの仕草を見せるようになります。
4.尻尾をブンブン振る
犬が嬉しいときや楽しいときに尻尾をブンブン振ります。しかし飼い主が視線を逸らしたりどこかへ行ったりすると、犬は『もう終わり?』と尻尾をシュンと下げます。
犬に注目してあげると喜んでくれるなんて飼い主としては嬉しいですね。
5.撫でると耳が下がる
あなたの愛犬は撫でられると耳をペタンと下げますか?立ち耳の犬なら耳と耳の間が広くなって撫でやすくなります。
犬の嬉しそうな表情を見るとますます撫でたくなってしまいますね。
6.顔や口を舐める
犬は甘えるときや落ち着いてほしいとき、相手の顔や口を舐めます。イタズラをして叱ったあとに舐められたら許してしまう人も多いのでは?
かわいいですが甘やかしてしまっては『これをすると何でも許してもらえるんだ』と犬は学習して言うことを聞かなくなってしまいます。甘やかし過ぎは禁物です。
犬があざとい仕草を見せたときの注意点
おやつをあげ過ぎる
愛犬がかわいいからとついおやつをあげ過ぎてしまう人は多いです。おやつの食べすぎは肥満の原因になり、様々な病気に繋がります。
犬はおやつ目的であざとい仕草を見せることも多いので、犬の要求に毎回応えていたらワガママになってしまいます。
体調が悪い可能性がある
犬は体調が悪いとき、飼い主に甘えることがあります。人間と違って病気を理解できないので『よくわからないけど具合が悪いよ』と訴えているのでしょう。
かわいい仕草に気をとられがちですが、愛犬がやたらと甘えてくるときは体を触ると痛がる、食欲がないなどの異変がないか観察してみてください。
感染症にかかる危険性がある
犬は口を手と同じように使い、土足で生活しています。そのため犬の口の中には無数の細菌が繁殖しています。
犬は平気でも人間の体内に入ると感染症を引き起こす危険性があります。犬とのスキンシップは程々にし、犬を触ったあとの手や唾液がついたものは洗ってください。
まとめ
愛犬がかわいくて甘やかしてしまう人はたくさんいます。しかし人間の子どもと同じで甘やかしてばかりでは人間社会に対応できる犬にはなりません。
いくら愛犬がかわいくてもいけないことをしたらダメと教え、病気やケガをしたときには気づいてあげられる、頼れる飼い主でいてあげましょう。