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バッファローの牧寛之社長がTOBを開始したBASE 第1四半期は2桁での増収増益と好調

セブツー

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を運営するBASEは5月8日、2025年12月期の第1四半期決算を発表した。売上高は45億7100万円(前年同期比27.3%増)、営業利益は3億8900万円(同89.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億2200万円(同51.2%増)と2桁での増収増益だった。

主力のBASE事業の売上高は24億5200万円(前年同期比15.7%増)、営業利益は3億2800万円(同88.2%増)、オンライン決済サービスのPAY.JP事業の売上高は15億5100万円(同19.4%増)、営業利益は9400万円(同82.6%増)と、両軸ともに2桁の伸びとなり、好調を維持している。

事業資金の提供サービスを展開するYELL BANK事業は、売上高は2億4900万円(同44.5%増)、営業利益は1億2500万円(同104.2%増)だった。want.jp事業は、2024年10月から連結対象としており、売上高は3億2000万円、営業利益は400万円の赤字だった。

BASEの2025年12月期の連結業績予想は、売上高は196億円(前年比22.6%増)、営業利益は10億円(同29.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億4700万円(同266.5%増)を見込む。BASEを巡っては、バッファローの牧寛之社長がTOB(株式公開買い付け)を開始しており、今後の動向が注目されている。

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