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今日から試してみて! 元保育士ママが教える「寝かしつけのコツ」

きょうとくらす

画像:みらい

子育ての悩みといえば、やはり“寝かしつけ”! これが辛くて毎日しんどい……と感じているパパ・マも多いのではないでしょうか?

元保育士の筆者も寝かしつけには苦労しました。そこで今回は、元保育士のライター・みらいが自分の経験をもとに、“寝かしつけの工夫やコツ”をお伝えします。

1:実際に保育の現場でよく聞いた、睡眠に関するパパママのお悩み

夜寝るのが遅くなってしまう

画像:みらい

保育園でよく聞くのが、「夜寝る時間が遅くなってしまう」という悩みです。帰宅が遅くなると、夕食やお風呂がどうしても後ろ倒しになり、理想より遅い時間に寝ることになってしまいます。そうなると起こる問題が……

朝起きられない

夜更かしが続くと、今度は「朝起きられない」という悩みが出てきます。何度起こしてもなかなか起きてくれない、もしくは起きても準備がスムーズに進まず、イライラしてしまうこともありますよね。

では、どうすれば夜早く寝て朝早く起きられるようになるのでしょうか? 具体的な方法を解説していきます。

2:寝かしつけの前に環境づくり

寝かしつけをスムーズにするには、寝やすい環境や寝る前のルーティンを整えることがまず大切です。

寝る2時間前にはお風呂に入る

画像:BaLL LunLa/Shutterstock

眠気を促すには、寝る1.5~2時間前にお風呂に入るのがいいといわれています。お風呂で体を温めた後、徐々に体温が下がり始めることで、眠気が誘発される仕組みがあります。

我が家でも“お風呂→夕食→就寝”という習慣を整えることで、21時前には寝かしつけられるようになりました。

寝る1時間前から部屋の明かりを暗めにする

画像:みらい

人間の睡眠は明るさに影響を受けやすいといわれています。寝る1時間ほど前から部屋の明かりを間接照明だけにしたり、部屋の一部の電気だけにしたりと、いつもより少し暗めにしてみましょう。さらに暖色系のオレンジ色のような光だと、なお脳への刺激が少なくいいといわれています。

我が家でも、暗い環境で過ごすと自然と眠気が出てきて、早く寝るリズムが整いやすい傾向にありました。もし、子どもがなかなか寝つけないという悩みなら、寝る前から部屋の明るさを少し暗めに調整してみるといいかもしれません。

寝室を真っ暗にする

画像:みらい

1歳や2歳だと、夜中にふと目が覚めたり、夏は朝早く起きすぎることもあります。寝室を完全に暗くするために、雨戸を閉めたり、遮光カーテンを使ったりするのも効果的かもしれません。

それだけでも違うと思いますが、カーテンの周りから漏れ出る光でも起きてしまうことがあるので、本当に困っているならば、隙間のないようにカーテンをガムテープで止めて光が部屋に漏れないような環境を作ってみましょう。

筆者の家でも、普通のカーテンから遮光カーテンに変えたことで、子どももぐっすりと眠るようになりました。

休日もなるべく平日と同じような時間に起床・就寝する

画像:BaLL LunLa/Shutterstock

週末になると、明日休みだからと思って夜更かしをしてしまう方もいるのではないでしょうか? もし、子どももそうなら、休みの日でもなるべく平日と同じような時間に寝たり起きたりするようにしましょう。

やっぱり朝早く起きないと、夜眠くなりません。その時間がずれてしまうことで、週明けなかなか子どもが起きてくれない悩みに繋がってしまいます。できるだけ毎日同じ時間、もしくは時間差を30分程度に収めるなど、毎日のリズムが崩れないように過ごしてみましょう。

3:元保育士が実践していた寝かしつけのテクニック

次に筆者が実践していた寝かしつけについてお話しします。

生後すぐはホワイトノイズを流す

画像:みらい

子どもが生まれてから生後間もない間は、お腹の中と同じ音がするといわれている“ホワイトノイズ”を聞かせて寝かしつけていました。数カ月で効かなくなってしまいますが、しばらくはホワイトノイズをかけていると抱っこしないでも自然と寝ることが多かったですよ。

寝かしつけ用の音楽を流す

寝かしつけに音楽を使うのもひとつの方法です。筆者の場合は、あまり効果は感じられなかったものの、音楽がリラックスのきっかけになったり、この音楽を聴くと眠くなるという習慣になる子もいます。

手を握って安心感を与える

画像:みらい

それでもなかなか寝ない時は、手を握るなどもしていました。手を握ったり、顔や体の一部を触ったりしているだけでも安心するのか、よく寝てくれることが多かったです

冬は布団を温める

画像:みらい

寒い時期に赤ちゃんを寝かしつける際、布団に置こうとした瞬間に起きてしまうことはありませんか?

そんな時は、布団に置いた時のヒヤッと感がないように、布団乾燥機や、湯たんぽなどで布団を暖かくしていました。暖めておいた方が、布団の上に寝かしつけたときに起きてしまうことが少なかったです。また、少し大きくなってからも布団を暖めておいた方が寝付きが良かったように思います。

最終兵器! 寝たふり

画像:みらい

それでもなかなか寝てくれない時、「親が起きているから、子どもも寝ないのでは?」と思い、寝たふりをしてみました。特に下の子はおしゃべりが大好きで、喋っていなくても、親が起きてスマホなどを見ていると、気になって眠れなかったようです。寝たふりをしていた方がおしゃべりもできないし、諦めて眠ってくれていました。

寝かしつけは毎日のこと。寝るときぐらいは、親もイライラせずに、安心して寝させてあげたいですよね。日ごろのちょっとした習慣を見直すだけで、睡眠に関しての悩みが解決することもあります。もし悩んでいるのであれば、ひとつでも試してみてくださいね。

関連記事:元保育士が教える「イヤイヤ期への具体的な対処法とパパママの心の持ち方」

文/みらい

【画像】みらい/Shutterstock:BaLL LunLa
※画像はイメージです。

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