頭上を泳ぐ 鯉のぼり 座間市 かにが沢公園
座間市緑ケ丘のかにが沢公園で4月19日、鯉のぼりが掲揚された=写真。公園では足を止め、カメラを構えるが家族連れが多く見られた。
これは、近隣住民からなるかにが沢鯉のぼり実行委員会(進藤敏行委員長)によるもので、今年で26回目。座間市内の宅地化が進む中で、掲揚する場所を失った鯉のぼりを譲り受けたことをきっかけに、かにが沢公園での掲揚を始めた。
5年ほど前からは、より近くで鯉のぼりを見てもらおうと公園内の通路上に小さな鯉のぼりを設置し始めた。現在は大小合わせて250匹以上が掲揚されており、毎年少しずつ数を増やしているという。
進藤会長は「鯉のぼりを見て、子どもたちが喜んでくれていることが嬉しい。子どもの日に鯉のぼりを掲げる文化を大切にし続けてほしい」と話している。
鯉のぼりの掲揚は5月6日(火)までを予定している。