ファミリーマート 横浜隼人に新店舗 県内中高で初
全国でコンビニエンスストア事業を展開する(株)ファミリーマートが11月27日、横浜隼人中学・高校=瀬谷区阿久和南=の食堂の一角に「ファミリーマート横浜隼人中学・高等学校/サテライト店」を開店した。同社が県内の中学・高校に出店するのは初めて。
約2000人の生徒が在籍する同校では、昼食時間には食堂に長蛇の列ができ、近くで買い物ができる場所も少ないため、利便性向上のためにコンビニの導入を検討していた。今年春ごろに同社が提案したところ話が進展。今回の出店に繋がったという。
開店に当たっては、学校側とも事前協議を重ね、生徒の希望も取り入れながら商品を策定。おにぎりやパン、炭酸飲料などの飲食物や文房具、お菓子などが販売されることになった。
開店当日は多くの生徒や教諭が買い物を楽しんだ。利用者第1号となった高畠未雪さんは、シュークリームとファミチキを購入。「部活動終わりでお腹が減った時にも気軽に利用できるので、ありがたい」と笑顔を浮かべた。
同校担当者によると、利用できるのは生徒や教諭など学校関係者。また、行事などで学校に訪問した保護者や、受験などで訪れた人も利用できるという。