山口弁!意味が難しい山口県の方言ランキングPart2
今回はウェブアンケートにて総勢9,217名に調査した<山口弁!意味が難しい山口県の方言ランキングPart2>を発表します。山口県は周防地域と長門地域で方言の違いが大きいそうで、県民でも驚くような言葉がたくさん登場しました!「ぶるとっぴん」ってどういう状態?子どもが怖がる「ごんごんちー」って何のこと?気になる方はさっそくランキングをチェック!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【山口弁!意味が難しい山口県の方言ランキングPart2】
第1位 ぶるとっぴん(大急ぎ)(1,613票)
第2位 ごんごんちー、ごんごし(妖怪や幽霊、化け物)(1,371票)
第3位 すいばり(木のトゲ)(779票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9,217名/調査日:2024年12月5日
語感のニュアンスで通じるかも⁉ 1位は「ぶるとっぴん(大急ぎ)」!
<投票者のコメント>
「ジュースのフタじゃんかw(それはプルトップ)」
「響きがかわいい!」
「そんなに慌ててる言葉には聞こえなくて言われてもポカーンとしそう」
「ぶるとっぴん」は山口県の西部、瀬戸内海に面した宇部市のあたりで使われている方言なので、同じ山口県内でも方言が通じないことも。ちなみに、「大急ぎ」や「超高速」という意味があり、「ぶるとっぴんで来た」といった使い方をします。昔から使われてきた言葉ではなく、比較的新しい方言です。英語が語源との説もあるようです!
由来は世界遺産にもなったお寺の名前!2位は「ごんごんちー、ごんごし(妖怪や幽霊、化け物)」!
<投票者のコメント>
「可愛くて驚いた」
「思いもよらない方言」
「お笑い芸人ダイアン・津田さんのネタかと、思ってしまう」
「ごんごんちー」、「ごんごし」は「妖怪や幽霊、化け物」を意味する山口県の方言。この方言のもとは、世界文化遺産にもなっている奈良のお寺「元興寺(がんごうじ)」。昔、元興寺の鐘撞き堂に住み着いた鬼を大力の童子(のちの道場法師)が退治したという説話があり、「元興寺」は「鬼」を意味する言葉として全国に広まり、山口県ではそれが「ごんごんちー」、「ごんごし」という方言になりました!
基本的に小さなものに使います!3位は「すいばり(木のトゲ)」!
<投票者のコメント>
「初めて聞いた」
「はつ!みみ!」
「ばりがトゲの意味?!すいは?」
「すいばり」は「木のトゲ」を意味する山口県の方言。広島県などでも使われています。トゲが刺さった時は「すいばりが立った」と言います。ちなみにバラの花などのトゲは「すいばり」とは言いません。「すいばり」は基本的に「(手や足などに刺さった)木や竹のささくれからできた細かなトゲのようなもの」に対してのみ使われます!