集まれ子ども食堂 障害ある子と保護者の交流に 6月22日に伊賀市で
三重県伊賀市久米町の放課後等デイサービス事業所「よい子のお家ばしょう」で6月22日午前11時から午後2時まで、子ども食堂が初めて開かれる。市内在住で障害福祉サービスを受けている小中学生と、その保護者が対象。
同事業所は、伊賀地域で放課後等デイサービスの運営と児童発達支援を手掛ける「心グループ」が運営。障害や発達の遅れがある子どもたちを支えてきた同社が発足から10年を迎えたのを機に、地域へ恩返しをしようと子ども食堂を企画した。
今回は、地元の米や野菜を使ったカレーライスの提供を予定している。参加費は子どもが無料、保護者が1人300円。参加希望者は21日午後5時までに予約が必要で、定員は先着30人。
担当する廣由理さんは「障害のある子どもの保護者が、意見交換などで交流を深められる場を作りたかった。孤独に悩むお母さんたちを支えたい」、代表の宇佐美幸義さんは「障害のある子どもたちが安心して過ごせる居場所にしたい。地域の食材を使用して安全でおいしい食事を提供し、今後も継続的に開催していきたい」と思いを語った。
問い合わせは廣さん(080・7491・0508)まで。