【にじフェス2025】Day3イベント参加レポート! 怒涛の告知で大盛況だったMECHATU-Aによるヒーローショー最終日の模様や、生で体験した会場の様子を写真付きでご紹介
2025年2月21日~23日、「にじさんじ」の文化祭として知られるリアルイベント「にじさんじ 7th Anniversary Festival(通称:にじさんじフェス2025)」が幕張メッセにて開催されました。
イベントでは、にじさんじライバーの私物や作品、ライブ衣装などが展示されたほか、配信の空気を体験できるアトラクション、生の企画が見られるオープンステージ、トークメインのラジオブースなどコンテンツが盛りだくさん。中でも、今年初の試みとなる“ヒーローショー”は大きな注目を集め、観覧席は連日大賑わいを見せました。
にじさんじファンが一堂に会し、3日間お祭り騒ぎだった「にじさんじフェス2025」。イベント最終日の2月23日、実際に現地へ行ったイベントレポートをお届けします。
【写真】【にじフェス2025】イベント参加レポート|ヒーローショーや展示をご紹介
入場
にじフェスに訪れた来場者をまずお迎えするのは、一階入り口の白い正門。
門をくぐって前へ進むと、虹色にライトアップされた白い校舎が登場! カラフルにライトアップされた校舎は、さながら“ゲーミング校舎”といったたたずまい。「にじさんじの文化祭に来たんだ!」という実感に胸が高鳴ります。
まずは、にじフェス2025初日から話題になっていたヒーローショーを見に行きましょう!
重大告知続出! ヒーローショーは最終日も大盛況
Day1、2と大人気だったMECHATU-A(めちゃつえー)によるヒーローショー。1日目には東のヒーローOriens(赤城ウェン/佐伯イッテツ/宇佐美リト/緋八マナ)が、2日目には西のヒーローDytica(伊波ライ/星導ショウ/小柳ロウ/叢雲カゲツ)が登場し、それぞれ敵のボス・ダラクから放たれる敵・ヌルマーユを倒してきました。
最終日の3日目は一体なにが起こるのでしょうか? 大勢の観客がヒーローの登場を心待ちにする中、ついにヒーローショーが開幕!
最初にスクリーンに登場したのは、1、2日目にもヒーローたちを苦しめた悪の秘密結社の怪人・ダラク。どうやらOriensやDyticaたちMECHATU-Aのヒーローに手を焼いている様子です。
ヌルマーユを筆頭に、手下たちに観客を襲わせようとするダラク。そこへ登場したのは東のヒーローOriens! 全員で敵を撃破するも、ダラクがこれまでに溜めた「しょんぼりポイント」で敵を何度も復活させ、際限のない戦いに……。
味方のピンチに駆けつけたのは、西のヒーローDytica! 8人のヒーローが勢揃いし、敵を圧倒。しかしダラクも負けてはいません。「しょんぼりポイント」を使ってヒーローから力を奪います。さらにダラクは、再々復活を果たしたヌルマーユに乗り移って、真の力を解放。
ヒーローのふがいない姿を見た観客の「しょんぼりポイント」が溜まり、増々強くなるダラク。なすすべもないヒーローたちは、東と西で争い始める始末です。もうダメか……と諦めムードが漂った時、立ち上がったのは小柳ロウさんでした。
ひとりで敵に立ち向かう姿に釣られ、倒れていたヒーローたちが次々と立ち上がります。味方からの“ロウきゅん”呼びに、小柳ロウさんが「ロウきゅんって呼ぶな」と釘を刺すお馴染みのやり取りを挟みつつ、ヒーローたちは互いの実力を認め合って闘志を再燃。
「がんばれー!」「みんなはMECHATU-A!」と観客から大きな声援を受け、MECHATU-Aがついに全員復活! ヒーロー8人の総攻撃により、ようやく敵のボス・ダラクは撃破されました。
東西のヒーローである赤城ウェンさん・伊波ライさんは固い握手を交わし、改めて声援をくれた観客へ感謝を叫びます。海の向こうにいるヒーロー“Krisis”からの力強いメッセージも流れ、世界の平和を守る決意を新たにしたMECHATU-A。
初日に初披露された新曲「MECHA-MECHA」を、最終日にしてMECHATU-A全員揃って踊り、ヒーローショーは大団円を迎えました。しかし、ヒーローたちの躍進はここで終わりません。
突然発表されたのは、まさかのOriens&Dyticaの3Dお披露目8週連続リレー開催の告知! 思わぬ嬉しい発表に、会場全体が揺れる程の大歓声が沸き起こりました。
ヒーローとして世界の平和を守るかたわら、配信などでファンを喜ばせてきたMECHATU-A。3Dの姿になった彼らの更なる活躍に期待が高まります!
リアルヒーローが贈る「MECHA-MECHA」ダンス動画
次は展示ブースへ移動して、にじさんじライバーの作品を見ていきましょう!
<次ページ:音楽室や美術室などの展示ブース>
音楽室
今回初の展示となる「音楽室」では、レーベルに所属しているユニットや個人の音楽活動にまつわる展示作品を見ることができます。
ROF-MAO(加賀美ハヤト/剣持刀也/不破湊/甲斐田晴)は2021年に結成して以降、翌年の2022年には葛葉さん&叶さんとのスリーマンライブ「Aim Higher」を開催。昨年2024年には大阪城ホールにて1stワンマンライブを達成しています。
そんなROF-MAOのMVのキャラクターデザイン資料や、甲斐田晴さんが実際に使用したギターなども展示されており、足を止めて撮影する来場者の姿も多く見られました。
▲甲斐田晴さんの使用したギター
他にもNornisやVΔLZ、VOLTACTIONなどのユニットから、ジョー・力一さんや緑仙さん、樋口楓さんなどのソロアーティスト活動も網羅。肖像画の展示やライバー本人による落書きもあり、見ごたえ抜群の展示ブースでした。
美術室
「美術室」ではライバー企画の展示や作品などを見ることができました。
Luxiem書道展示
今年のにじさんじフェスは、にじさんじENの作品も数多く展示されていました!
美術室に入ってすぐに目に入るのは、Luxiemの豪快すぎる書道展示。ヴォックス・アクマさんの迫力満点の「驚」や、ルカ・カネシロさんの闇を感じる一枚に目を奪われました。
樋口楓 presents ライバー私物展示
樋口楓さん企画のライバーの私物展示では、今年のテーマである「配信で買ったモノ」に沿って様々な物体がショーケースに飾られていました。
月ノ美兎さんの大きな石や、セラフ・ダズルガーデンさんのバイオリンなど、目を引く展示物が盛りだくさん。なぜそれを買うに至ったのか、非常に気になる私物もたくさんありました。中には、森中花咲さん私物の黒ビキニといったセクシーな展示も……。
レイン・パターソン presents 香水展示
レイン・パターソンさんの企画展示は、にじさんじライバーが愛用している香水! レイン・パターソンさんの美容配信「レインと美活」でも紹介されていたミラン・ケストレルさん愛用の「舞妓夢コロン」や、舞元啓介さんの「ライジングウェーブ フリー ライトブルー」などが飾られていました。
香水のテイスティング用のムエットも用意されており、実際にその香りを嗅ぐこともできた点は、ファンとしては非常に嬉しいポイント。
イラスト展示
イラスト展示には海外のライバーが参加! イラストが上手な方が多く、どれもにじさんじへの愛を感じるイラストでした。
その他にも、にじさんじライバーを写した写真の「雪城眞尋 presents 写真展示」、個性の光る一句が目を引く「にじさんじ百人一首」など、たくさんの展示がありました。さすがはエンタメ集団のにじさんじ。どの展示も常人の創造力を越えてくる作品ばかりです。
スタジオ フォトスポット
にじさんじ公式番組から、「にじさんじのB級バラエティ(仮)」と「くろのわーるがなんかやる」のスタジオが再現! 見たことのある撮影セットにテンションがあがります。セットの中に入って写真撮影することもでき、番組ファンの方々が列を作っていました。
<次ページ:アトラクションや落書きなど会場の様子>
会場の様子
会場内はにじさんじにまつわるコンテンツでいっぱい。どこへ目を遣っても気になる展示やブースが並んでいました。数あるコンテンツの中からいくつかご紹介します。
視聴覚室(外観)
にじさんじライバーと一対一で話せる視聴覚室。抽選を勝ち抜いた豪運の持ち主だけが入場できる特別なブースです。
「視聴覚室レポ」で検索すると、推しに出会えた方の貴重な経験談が見られるので、気になる方は要チェック!
お化け屋敷(外観)
恒例となりつつある、にじさんじオカルト研究部(伏見ガク/ギルザレンIII世/森中花咲/赤羽葉子)によるお化け屋敷のアトラクション。
今年はましろ爻さん・剣持刀也さん・椎名唯華さんも参加して、アップデートされた恐怖で来場者を待ち受けていました。
クラスフラッグ
にじさんじフェスは、にじさんじの文化祭。にじさんじライバーは全7色のクラスに分けられており、ライバーが自分のクラスのフラッグに寄せ書きした「クラスフラッグ」が展示されていました。
落書き
会場の壁や展示物には、にじさんじライバーが自由に書いた落書きが残っています。すべて直筆なので、「本当にあのライバーがここにいたんだ!」と実感できる点も非常に魅力的。
来場者を歓迎するメッセージから、同期の寄せ書き、イラスト、さらには口喧嘩が始まっている書き込みも。目に留まると思わず笑いそうになる楽しい落書きばかりでした。
2021年以来、今年で4回目の開催となるにじさんじ最大級のリアルイベント「にじさんじフェス2025」。会場には至る所ににじさんじライバーにまつわる展示物があり、ラジオブースやオープンステージなど、一日中生配信もされていました。
さらには並行してDJフェスや、前夜祭・後夜祭を含めて全6公演のライブも開催。とても一日では楽しみつくせない、にじさんじファンにとって最高のイベントでした!
[取材・文/柴山夕日]
[写真/MoA]