デニーズ裏メニュー「デニーズカレー(440円)」が超最高! ジャンバラヤより154円安くてウマイ!! 注文方法はこちら
物価高の影響を受けまくりなデニーズ。10年前は税込699円だった和風ハンバーグも今や税込869円である。メインメニュー最安のジャンバラヤでさえ税込594円なので、もはやワンコインなんて夢のまた夢。
と思いきや、税込440円でカレーが食べられることを発見した。フライドポテトですら税込495円するというのに……! メインメニューには載っていないデニーズカレーの注文方法を以下に記載する。
・盲点
セブン&アイホールディングスのファミレスである『デニーズ』は、個人的にはあまりコスパが良いイメージはなかった。ハンバーグにしてもスイーツにしても、どちらかと言うとひと手間かけたものが出てくる。ロイホとガストの間みたいなイメージだった。
考えてみると、コスパとか安さを期待して入ったことがない。あのデニーズで440円のカレーライスが食べられるなんて盲点すぎた。デニーズメニューで安いどころの騒ぎではない。もはや物価高の救世主である。
・注文してみた
そんなデニーズカレーを食べるのに必要なピースは2個だ。まず注文するのは次のもの。ライス(税込275円)と……
カレーソース(税込55円)。そう、デニーズではトッピングソースを注文することができる。タッチパネルの「追加ソース他」の項目から、「カレーソース」「たらマヨソース」「おろしソース」「ガーリックソース」「和風ソース」「デミグラスソース」「キャラメルソース」「はちみつ」などを1個税込55円で追加することができるのだ。
分量的にも肉料理やフライドポテトやスイーツにちょい足しするくらいのものかと思われるのだが、ジャンバラヤにカレーソースを追加してみたところ、このカレーソースの味がなかなかコク深かった。追加ソースと呼ぶにはもったいないくらいちゃんとカレーの味。そこで白飯を注文してかけてみたところ……
普通にウマイ。実際煮込んでるのかは分からないが、そのトロみには煮込みを感じた。白飯でも十分に戦えるカレーと言える。ライス並の場合、適量になるカレーソースの個数は3つなので440円でカレーライス1杯分。ただ、デニーズカレーの良さはコスパだけではない。むしろ、最高なのは……
・デニーズカレーの最高な点
自分の好みに合わせてチューニングもできる点。試しに、3つのソースのうち1つをガーリックソースにして混ぜたらピリ辛さとパンチが前に出た欧風カレーみたいな味になった。とても440円とは思えない。前述の通り、トッピングソースはたくさんあるので、そのソースを配合することで自分好みの味が作れるのである。
組み合わせ次第では自分だけの味を見つけることも可能。ただ安いというだけではなく、探求心も刺激される。裏メニューゆえに、他の店のカレーにはない奥深さが感じられたのであった。
今のデニーズが1000円でもなかなか厳しい戦いになることは、11人の記者がデニーズでコスパ最強セットを考えた記事『【大苦戦】デニーズで最高な1000円の使い方! 全11通りで最強のオーダーはどれだ!!』を見ても明白である。
グルメライター10人がコスパを念頭に置いて考えたものが、セットのみ直球だったりティータイムみたいな軽食になってしまう始末なのだ。比較として、デニーズに行ったことがない人もデニーズカレーがいかにバグ技かがより分かりやすいと思われるので、併せてお読みいただけると幸いである。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.