<依存で不登校>友達に距離を置かれたわが子。周りの子がもっと仲良くしてくれたら解決するのに
わが子が「学校に行きたくない」と言い出したら、とても心配になってしまいますよね。そのまま不登校になったら「いつになったら状況が好転するんだろう」と不安な気持ちでいっぱいになるでしょう。出口の見えないトンネルを歩いているような気持ちになるかもしれません。今回の投稿者さんも娘さんの不登校に悩んでいるようです。
『わが子が小4で不登校になってしまった。2学期は一度も行ってないし、5年生になるまではもう無理だろうな。学校が希望を通してくれるかもわからないし……。不登校、もう抜け出せる気がしないわ』
小学4年生で不登校になってしまった娘さん。ひと学期まるまる学校に行けていないとなると、親として深刻になるのは当然でしょう。先生やスクールカウンセラーと話し合う機会はあるようですが、今のところ根本的な解決には至っていません。不安な気持ちが文面を通してこちらにまで伝わってきます。
不登校になった原因は?
友達が好きすぎて……
気持ちを打ち明けた投稿者さんに、あるママから質問があがりました。
『不登校の理由は?』
確かに原因は気になるところですよね……。さて投稿者さんの回答はどんなものでしょう?
『友達に依存してしまって、その友達が離れてしまい失恋状態に。心が病んでしまいました』
原因は「娘さんが友達に依存してしまったこと」。相手の子が好きすぎて、その子が違う友達と話しているだけで嫉妬したり、「私の悪口を言っていたんだ!」と思いこんでしまったりしたのだそうです。結果として相手の子に避けられ、それが不登校に繋がったのだそう。相手との距離感を測るのは、大人でも簡単ではありません。小学4年生の娘さんにはさらに難しかったのでしょう。
クラス替えについて学校側にお願いしています
悩んだ投稿者さんは、学校側に相談していることがあるようで……?
『依存してしまった子とは別に、保育園から仲良くしていた子が1人いるので、次はその子と同じクラスにしてほしいと言っています。親同士は連絡を取ってるし、その子もとても良い子なので。入学前からのお友達だし、嫌がらずに仲良くしてくれないかな~と期待しています。親としては「娘はこんなに友達のことが好きなのに」という考えを拭えずにいます』
娘さんには、保育園のころから知っている幼馴染がいるのだそう。どうやら投稿者さんは「次のクラス替えでは幼馴染と同じクラスにしてほしい」と学校側にお願いしているようです。というのも「その子なら優しいから娘のことを受け入れてくれるはず」と考えているのだそう……。しかも親同士で連絡も取れるので、投稿者さん自身からも口添えができると思ったのかもしれません。
ところが投稿者さんの計画に対して、ママたちからはやや引いたような声があがりました。
ちょっと待って!また友達に依存することになるのでは
娘さん自身にも原因があったのでは……?
『え。「周りの子がわが子に合わせてくれればいい」って考えなの? 周りに我慢してもらって、投稿者さんは娘さんに指導しないの?』
『もしかして依存先の子も悪いと思ってる? 投稿者さんの子の依存はちょっと異常だよ。大人がやられても引くし、距離を置くレベルのことをやらかしてるのがわからないのかな?』
ママたちとしては「不登校になったのは娘さん自身にも原因があった」と考えているのでしょう。それなのに投稿者さんは「周りの子が娘と仲良くしてくれたらすべて解決する」とでも思っているかのような発言をしています。ママたちからしたら、投稿者さんが周りに責任を押し付けているように見えたのかもしれません。
相手の親だって自分の子が大切なんだよ
『投稿者さんが娘さんがいちばん大事なように、相手の親も自分の娘がいちばん大事だし、嫌な思いをさせたくないと思ってる。お世話係なんてさせられたら学校にクレーム入れるよ。投稿者さんはそのへんわかってるのかな?』
幼馴染の親の気持ちを考えたコメントも寄せられました。もし娘さんにしつこくされたり、投稿者さんが仲良くするように強要したりしたら、あちらの親としても黙ってはいられないでしょう。さらなるトラブルが勃発する可能性だってあります。
友達との距離感は大切。娘さんと話し合ってみて
『自分の好きな気持ちに相手が必ず答えてくれるわけじゃないこと、友達にも友達を選ぶ権利があることを教えよう。友達として親しくするために一定の距離感が必要なことも』
『友達に依存する根本的な原因に向かい合わないと、今後も孤立すると思う。娘さんにはカウンセリングを受けてもらって、自分と向き合って解決した方がいいよ』
「周りの子が娘と仲良くしてくれれば……」と望んでいる投稿者さんに、ママたちからは諭すようなアドバイスが寄せられました。投稿者さんがわが子と向き合って、友達との付き合い方について話してみるのがいいかもしれません。
わが子が不登校になると心配なもの。親としても追い詰められて、「周りの子が優しくしてほしい」と考えてしまうのも無理はないかもしれません。しかしそんなときこそ冷静になって、わが子と「今後どうすればいいか」の相談をすることで状況が良くなるといいですね。