古舘伊知郎「自民党は生まれ変わるんだったら、その前に決着つけてよ裏金問題!」
連日各メディアで報道されている自民党総裁選。8月27日の「くにまる食堂(文化放送)」では、「報道ステーション」を12年務めた古舘伊知郎が自民党総裁選について語った。
邦丸「古舘伊知郎さんからご覧になって自由民主党総裁選はどんな風に写っていますか?」
古舘「僕は申し訳ないけど冷めていまして、石破さんも知ってますし、石破さんの良さも僕なりに感じていて『石破さん、頑張って!』っていうのは人間としてはあるんです。だけど裏金問題が未決着の状態で解決したかのような法改正をして国民が納得していると思っているんですかっていうのが一点。その中でメディアも連動して総裁選は誰が決選投票で戦うんだとか煽るじゃないですか。“自民党総裁選祭り”で、もし小泉進次郎さんとか小林鷹之さんに決まると、若い人に表紙を付け替えることによって“これで自民党は生まれ変わりましたキャンペーン”ってことになりますよね。生まれ変わるんだったら、その前に決着つけてよ政治の裏金!政策活動費、旧文通費、裏金、キックバック、色々含めて非常に不透明で中途半端で終わってますから。オリンピックで盛り上がる、パラリンピックで盛り上がる、総裁選で盛り上がるっていうふうにやれば何とか繋いでいける。そして解散総選挙でも結果的に与党として君臨するっていう筋書きの中で頑張ってるのはわかるけれども、ちょっと納得いかないなぁ。素直に楽しめない」