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秦野市×伊勢原市 消防指令拠点の運用開始 両市長ら出席し、開所祝う

タウンニュース

高橋秦野市長(中央左)、萩原伊勢原市長(同右)らが出席

秦野市と伊勢原市は1月30日、市民からの119番通報を受信する消防通信指令業務を1カ所に集約する「共同消防指令センター」(秦野市曽屋)の運用を開始。両市長らが出席して25日、開所式が行われた。

共同消防指令センターは、秦野市と伊勢原市の119番通報を1カ所で受信し一元的に管理することができる施設。両市は2020年8月に同施設に関する合意書を締結し、整備を進めてきた。

県内6番目の共同施設

同施設は、秦野市消防本部庁舎の車庫を解体し、24年2月に建物が完成。1階に車庫、2階に指令室が置かれている。これまで両市それぞれの施設(秦野15人・伊勢原10人)で対応していた作業は、指令業務が1カ所に集約されたことにより、22人(秦野14人・伊勢原8人)で行うことができる。

ほかにも、消防の相互応援体制の強化、維持管理費の削減などが期待されている。隣接する自治体による共同消防指令センターとしては、県内で6番目となる。

開所式には高橋昌和秦野市長、萩原鉄也伊勢原市長らが出席。高橋市長は「大規模災害の発生や両市の救急出動件数が過去最多になる中、消防力の充実・強化など、両市の行政区域を越えた連携・協力が必要。両市26万市民の生命と安全・安心な暮らしを守るため、最先端の機能を備えた施設を最大限生かして、より一層の連携強化を図っていく」と話した。萩原市長は「近年の激甚化、広域化する自然災害に対して、住民の安心と安全を確保する重要なステップと考えている。両市の消防のさらなる連携の強化、管区を乗り越えて効率的な部隊の運用ができると確信している」と語った。

本格稼働は4月から

同施設には、県内では横浜市に次いで2番目となる、音声で受けた通報内容を文字化できる「AIチャット」や「グーグルマップとの連携」など新たな機能が導入されている。今後「AIチャット」の精度を高めるなどの準備を進め、4月1日に本格稼働を迎える。

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