【全日本大学駅伝】國學院大學・前田康弘監督「8人が役割を果たしたからこそ、総合力で1位を獲れた」~優勝会見
――全日本大学駅伝を振り返って。
「全員駅伝で走れたと思っている。誰かだけが頑張るのではなく、3区辻原(輝、2年)や6区山本(歩夢、4年)といった選手が最後の粘りで次のランナーが走りやすいところで襷を渡せた。駅伝の鉄則で自分だけではなく、次の走者のことを考えて1秒を大事にするのは当たり前のことだと思う。チームの中で風通しよく、いい雰囲気でいられた。次の人を敬う気持ちを持って練習や生活をしてくれているので、先輩と後輩がぎくしゃくした関係ではなく縦も横も風通しのいい関係でやれた結果が駅伝に表れたのではないかと、監督の私から見ての今回の駅伝だったと思う。8人が役割を果たしたからこそ、総合力で1位になれたんじゃないかと感じている」