DNAでたどる日本人の道 ― 国立科学博物館で「古代DNA―日本人のきた道―」
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」会場
最新の古代DNA研究を通じて、日本人の起源や歴史の謎に迫る展覧会が、東京ではじまる。
1980年代に発見された古人骨からのDNAの微量解析を皮切りに、近年、飛躍的に進化を遂げた古代DNA研究。
古代人の骨に残るわずかなDNAを解読することで、私たちホモ・サピエンスの歴史が従来の想像を超えて複雑だったことが明らかになりつつある。
展覧会では、日本各地の古人骨や考古資料、最新のゲノム解析の成果、さらには国立科学博物館とNHKの8K技術を活用した高精細CG映像などを通じて、日本人の起源と道のりに迫る。
また、人類と深い関わりを持つイヌやネコの渡来の歴史にも光を当て、DNA研究が解き明かす古代の暮らしぶりを紹介する。
「古代DNA―日本人のきた道―」は国立科学博物館で2025年3月15日(土)~6月15日(日)に開催。観覧料は一般 2,100円など。
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」会場
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」会場
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」会場
国立科学博物館「古代DNA―日本人のきた道―」会場 より展覧会サポーター、音声ガイドの井上咲楽