女子サッカー 磯選手がキャプテンに アローレレディースが新体制
女子サッカーチーム「NISHISATOアローレレディース」がこの春新体制になり、昨年8月に加入した磯真央選手(MF)が新キャプテンに就任した。
同チームは、「多摩地域から女性の輝く姿を発信する」を合言葉に昨年創部したチーム。東京都3部リーグからスタートし、創部1年で都2部リーグへの昇格が決定するなど躍進を続けている。犬目町にある文化杉並学園八王子グラウンドなどが練習会場だ。
磯選手はキャプテンとして、「今年はまず都2部で優勝し1部に昇格することを目標に、ただ勝つだけでなく内容にこだわって、チーム一丸となって戦っていきたい」とコメントを寄せた。
初代主将の鳥海由佳選手は、韓国WKリーグ所属の仁川現代製鉄レッドエンジェルズに移籍することが決定。「決断をするのは決して簡単ではなかったが、上へのステップアップを前向きに応援してくれたチームにはとても感謝している」とチームやファンに謝意を表明した。
同チームを運営するNPO法人はちきたSC(犬目町)の紙本諭代表は「アジアのトップクラブへの異例の移籍を果たし、異国の地で挑戦する鳥海選手を心から応援したい」と激励した。
都2部リーグの初戦は未定だが、同チームによると今秋の開催が濃厚だという。