唐十郎さんの世界に触れた当事者たちにインタビューした模様を放送 TOKYO FM特別番組『追悼唐十郎!令和六年の少女仮面』
2024年10月6日(日)26:00~28:00、TOKYO FMにて、特別番組『追悼唐十郎!令和六年の少女仮面』を放送することがわかった。
本特別番組は今年、2024年の5月4日に逝去した劇作家・演出家の唐十郎さんの追悼番組。
番組制作のきっかけは、唐十郎さんの訃報を受け、TOKYO FMで35年の歴史を持つ番組『トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ』(1989年4月30日~2024年3月31日まで放送)のアーカイブの中に、唐十郎さんの肉声が残っていたこと。唐十郎さんの劇団「状況劇場」は、1960年代の新宿・花園神社内に「紅テント」をたて、テントの中で演劇をするという画期的“発明”をした。その“発明”がどのように紡がれているのかを探るために丸4ヶ月の月日をかけて、唐十郎の世界に触れた当事者たちにインタビューした模様をおくる。
唐十郎の世界に触れた各界の当事者たちは、小林薫(俳優)、久保井研(劇団唐組座長代行)、金守珍(新宿梁山泊代表)、宮台真司(社会学者)、島田雅彦(作家)、宇川直宏(現在美術家)、新井高子(「唐十郎のせりふ」著者)、久保陽子(富山高等専門学校一般教養科准教授)、佐井大紀(TBSテレビプロデューサー)(順不同)。
パーソナリティは、唐十郎さんの娘で俳優の大鶴美仁音が務める。今につながる唐十郎の足跡を辿る様子は、探偵さながら。さらに、TOKYO FM『トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ』に残されていた唐十郎さんの肉声もOA(1996年10月27日放送の音声)。放送を楽しみにしよう。