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天皇賞(秋)の前哨戦【毎日王冠】を当時の日本レコードで勝利! 3回のレコードを達成したレジェンドホースとは!?

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天皇賞(秋)の前哨戦【毎日王冠】を当時の日本レコードで勝利! 3回のレコードを達成したレジェンドホースとは!?

脚部不安を抱えながら毎日王冠→天皇賞(秋)と連勝した偉大な馬とは!?

スプリンターズステークスでは西村騎手が初GⅠ勝利を収め感動のレースとなった。

今週は先週までの中山から東京開催へ変わり、天皇賞(秋)に向けて動き始める秋競馬。

先陣を切る重賞が、天皇賞(秋)のステップレース「毎日王冠」である。

そこで、毎日王冠を制し天皇賞(秋)を勝ったレジェンドホースを1頭紹介しよう

【サクラユタカオー】

デビューは3歳(現2歳)時の1984年12月の中山開催であった。

デビュー戦は難なく勝利、2歳コースレコードのおまけ付きであった。

続く「万両賞」でも、2着に7馬身差を付ける圧勝劇でクラシック戦線に一躍名乗りを上げた。

翌年4歳(現3歳)となりクラシックへ向けて共同通信杯へ出走する。そこではクビ差ながらも勝利し初重賞制覇を成し遂げる。

しかし、レース中に左前膝の橈骨遠位端骨折を発症していた事が判明。それによって春のクラシックに参戦出来なくなってしまった。

半年以上の長期休養を経て、10月に復帰を果たす。復帰戦の「京都新聞杯」では不発4着に沈むも菊花賞の出走権を獲得し、念願のクラシック「菊花賞」へ出走する事に。

しかし、その菊花賞では伸びきれず4着と負けてしまう。

続く年内最後のレースとなった「ダービー卿チャレンジトロフィー」でも2着と勝てないうえ、その後に脚部不安が判明したため長期休養する事に。

年をまたいで休養明け最初のレース「大阪杯」で久々の勝利し重賞2勝目を挙げ、天皇賞(春)に出走する。天皇賞(春)では距離が響いたのか14着と大惨敗を喫する。しかも、左前骨膜炎と脚部不安を発症し再び長期休養する事に。

脚部不安が癒えて、秋の大一番「天皇賞(秋)」に向けて「毎日王冠」に出走すると、当時の日本レコードで重賞3勝目となる快勝劇を披露。

続く本番の天皇賞(秋)でも、日本レコードを樹立する快走を披露し、初GⅠ制覇を成し遂げる。ちなみに前哨戦「毎日王冠」と「天皇賞(秋)」の連勝は、1965年のシンザン以来となる記録であった。

その後、ジャパンカップ、有馬記念と2戦連続で6着と結果は出なかったが、馬産地から種牡馬として期待する声が強かったこともあり引退することに。

引退後は種牡馬としても期待に応え、サクラバクシンオーをはじめGⅠ馬を多数輩出する。

2000年に種牡馬も引退し、功労馬として余生を過ごし2010年の秋に老衰のため28歳で亡くなる。

さて、果たして今年は前哨戦「毎日王冠」を制して、そのまま天皇賞(秋)を勝利する馬の誕生となるのか?

毎日王冠の出走は10月6日の東京競馬場11レース、15時45分予定。

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