【ライブレポート】WHITE SCORPION、気高く凛々しい姿でオーディエンスを圧倒!<IDOL SQUARE 6>
11月8日、TOKYO DOME CITY HALLにてフジテレビ系音楽情報番組「Tune」連動イベント第6弾「IDOL SQUARE 6」が開催され、WHITE SCORPIONがライブステージに出演した。
秋元康のプロデュースにより、2023年10月に誕生したWHITE SCORPION。この日は、ACE・ACO・ALLY・AOI・CHOCO・COCO・HANNA・MOMO・NATSU・NAVI・NICOとフルメンバーで登場。
WHITE SCORPIONのライブは、『動く唇』をアカペラで歌う合唱からスタート。胸の内に抱いた熱い思いを、あえてクールに、切れ味鋭いパフォーマンスを通して彼女たちは示していた。11人が歌いながら舞台の上で交りあう姿に視線が釘付けになる。
続く『Satisfaction graffiti』からメンバーたちが感情のボリュームを熱く上げれば、フロア中の観客も熱い声を張り上げ、彼女たちに思いをぶつけていた。ジャケットやスカートの裾をひるがえし、華麗に。でも、凛々しく歌唱&パフォーマンスする姿から目が離せない。
MCでは、メンバーのHANNAの魅力をピックアップ。メンバーカラーが赤の理由を、「何色にも染まらない。わたしも染まらずに、ありのままでいたい」と返答。自分の魅力を、「パフォーマンス中の格好いい感じと、普段の15歳のキャピキャピした感じのギャップ」と語っていた。
フロア中に白いペンライトが、点滅。『コヨーテが鳴いている』でも彼女たちは攻めた姿勢と、華やかでドラマ性を覚えるパフォーマンスを魅力に、観客たちを妖しく魅了していく。綺麗に揃えた動きも印象深く映れば、一つ一つの動きが躍動している。だから、歌に心が惹かれながらも、メンバーたちの動きをしっかりと追いかけていたかった。
曲が進むたびに、舞台の上が煌きだす。格好よい姿を魅力にせまる彼女たち。一つ一つの言葉に、強く思いを込めて歌う姿が、とても印象的。『非常階段』を歌いながら、「とにかくこの手で君を抱き締めてキスをしよう」とせまる姿に、心が撃たれた気分だ。
最後にWHITE SCORPIONは『雑踏の孤独』を通し、この場を華やぐ景色に染め上げる。力強く響き渡るダンスビートの上で、ときに高らかに声を張り上げ、彼女たちは気高く凛々しい姿を示し、観客たちを自分たちの作りあげる熱情した世界へ飲み込んでいった。
(取材・テキスト:長澤智典)
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