即戦力!建設業界に特化した3D編集スキルが身に付くプログラムとは?
12月16日放送の「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)は、前田建設工業株式会社技術企画管理室新技術実装グループ長で、CIVIL CREATE株式会社代表取締役の川西敦士氏をゲストに迎え、建設業界に特化した3D編集スキルが身に付く“サクシェアCAMP”について詳しくお話いただいた。
松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは企業プロフィールをご紹介致します。前田建設工業株式会社は、1919年に創業しました。東京に本社を構え、全国に12支店を展開する 大手ゼネコンとして、土木、建築、インフラ運営の3つの分野で事業を展開しています。近年では事業を請負うだけでなく、自らが事業主となる脱請負事業にも果敢に挑戦しています。2021年には、前田道路、前田製作所とともにインフロニア・ホールディングスを設立しました。そして今年4月、川西さんは前田建設工業の社員を続けながら、代表取締役を務めるCIVIL CREATE株式会社を設立。デジタル化が進む土木業界向けオンライン指導プログラム“サクシェアCAMP”をリリースしました」
L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「CIVIL CREATEの事業内容も詳しく教えてください?」
前田建設工業株式会社技術企画管理室新技術実装グループ長、CIVIL CREATE株式会社代表取締役・川西敦士氏「CIVIL CREATEは建設業界のDX推進を目的に設立しました。特に3D編集スキルを短期間で学べるオンライン教育プログラム“サクシェアCAMP”に注力し、若手技術者の育成や建設業界全体の効率化を支援しています。また、マインクラフトを活用した教育イベントや動画発信を通じて、業界外の方にも建設の魅力を伝える活動を行っています」
横井「マインクラフトは子供がみんなやってますよね」
川西「子供から大人まで、建設のことを知らない人でもすぐに楽しめるような仕掛け作りを行っています」
松井「CIVIL CREATEを起業されたきっかけを教えてください」
川西「長年現場に携わる中で、建設業界のITやDXが進む一方で、担い手不足や技術継承の課題を私もエンジニアとして痛感していました。これらの課題を業界の中から現役のゼネコンの立場から解決し、次世代に魅力的な建設業界を残したいという思いが芽生えて、CIVIL CREATEを立ち上げるきっかけになりました」
横井「力を入れている“サクシェアCAMP”について教えてください」
川西「サクシェアCAMPは、未経験の方でも30日間で基本的な3D編集スキルを習得できるプログラムを提供しています。建設業界に特化した内容ですので、学んだことをすぐに現場の業務で活かせるのが特徴です。経験者であれば1週間ぐらいでマスターできるようなプログラムになっておりますので、短期間で専門的なスキルアップが可能です」
横井「未経験でも建設現場で働けるぐらいになれますか?」
川西「そうですね。3D編集スキルのオペレーターとして、現場の要求品質に応えられるようになります。実際、一緒に働いている学生さんで、一週間後には僕らの仕事を一緒に手伝っている方もいらっしゃいます」
横井「利用された方の声はいかがですか?」
川西「受講者さんから役立つスキルが、即効性があってすぐ身についたとか、時間がかかっていた図面の制作が非常に短くなったという声をいただいてますね。特に我々がやっぱ嬉しかったのが、管理されている部長様の方から、こんな短期間で即戦力になる学びは早く欲しかったなといった声も聞かせていただいてます」