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綾瀬ジュニアバドミントン 4選手が県代表入り 全国で活躍誓う

タウンニュース

県代表メンバーに選ばれた前列右から岡村さん、定松さん、後列右から北村さん、田中さん

綾瀬ジュニアバドミントンクラブ(小室和浩代表)に所属する男女4選手が、12月24日から兵庫県で開かれる第33回小学生バドミントン選手権大会に出場する神奈川県代表チームのメンバーに選出された。県代表チームは昨年、同大会で男子が3位、女子は2位の成績を残しており、4選手は「絶対にメダルを取りたい」と意気込んでいる。

県代表の男子チームには岡村星(しょう)さん(綾瀬・綾北小5)、定松良汰さん(藤沢・大道小5)、北村大芽さん(小田原・前羽小5)、女子チームに田中星(あかり)さん(相模原・上溝南小6)がそれぞれ選出された。

県代表メンバーは、昨年の県大会ベスト4以上と県小学生バドミントン連盟の推薦を受けた30人の強化指定選手から男女6人ずつを選出した。

全国大会は、各都道府県の代表チームが出場する団体戦でシングルス2試合、ダブルス1試合で勝敗を競う。北村さんと田中さんはシングルス、岡村さんと定松さんはダブルスで出場する予定。

同クラブ副代表の大久保慎一コーチは4選手について、「男子3選手は上級生が相手の戦いになるのでパワーで負けても、技術的には申し分ない。女子の田中選手は持ち前のリーダーシップで代表チームの中心的な存在」と期待を寄せる。

神奈川県代表チームは過去に男子が2連覇、女子は一昨年3位、昨年2位の実績があり、強豪として注目されている。大会に向けて、週末は8時間の合同練習や栃木や埼玉などへ遠征してチームの強化に努めている。田中さんは「小学生最後の全国大会なのでメダルを取りたい」と活躍を誓っていた。

全国大会では個人戦も行われ、小学5年の部に岡村さんと定松さんがダブルス、北村さんがシングルスに出場する。岡村・定松ペアは今年10月の関東大会で優勝しており、岡村さんは「個人戦では絶対に優勝したい」と笑顔で話した。

綾瀬ジュニアバドミントンクラブは、綾瀬市バドミントン協会関係者が若手育成を目的に2003年に設立した。

バドミントンの技術以前にあいさつやマナーを重視する指導方針で、小中学生合わせて27人が所属。綾瀬市内の小学校などで週3回の練習に励んでいる。

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