まるで「千と千尋」の世界 愛媛にある〝海と近すぎる駅〟の朝焼けにうっとり
ここから列車に乗ったら、どこへでも連れて行ってもらえそう――そんな気持ちになるほど幻想的な駅が、X上で注目されている。
愛知県を中心に写真撮影をしているXユーザー・ちょち(@chococo_rp)さんが2025年5月26日に投稿したのは、もう目と鼻の先に水面が広がっているという、たぐいまれなロケーションの駅の写真。
空の低い位置は朝焼けのオレンジ色に染まり、そこから雲の白、晴天のスカイブルーへと見事にグラデーションになっている。
このまま額縁に入れて飾っておきたいほど美しい風景だ。
30日、Jタウンネット記者の取材に応じたちょちさんによると、ここはJR予讃線の下灘駅。愛媛県伊予市にある無人駅で、瀬戸内海に面している。
ゴールデンウィークの愛媛・高知旅行の中で、写真に収めた朝焼けに出会ったという。
夕焼けが人気のスポットだけど...
「夕方の下灘駅はとても混雑していると聞き、日の出前に下灘駅に行き日の出待ちをして撮影しました。朝がとても早かったので大変でした」(ちょちさん)
愛媛県の公式観光サイト「いよ観ネット」によると、下灘駅はその景観の美しさから、これまでに数々の映画やドラマの舞台として登場。JRの青春18きっぷのポスターにも起用されるなど、絶景で有名だ。
夕焼けの名所としても人気だが、さわやかな朝焼けはまた違った魅力がある。
「皆さんに朝焼けの下灘駅を見ていただけて嬉しいです」と語るちょちさん。投稿には、X上でこんな声が寄せられている。
「映えの聖地」 「朝焼けも綺麗なんですね」 「色合いでしょうか?寂しくないですね」